奇妙に踊る職人
またこの見出しとなりますが‥娘がまた発熱してしまいました。
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週末から40℃近い高熱が続き、昨夜にようやく熱が下がってくれましたが、
日頃がパワフルなだけに逆にグッタリしている娘の姿をみると、父親としては
居たたまれなくなってしまいます。
娘を少しでも喜ばせようと、つい変な踊りを踊ってみせたり、奇妙な動物の
モノマネをしてみせたりと必死でしてしまうのですが、どちらかというと
妻が嘲笑うばかりで(笑)、娘の体調回復にはまったく役にはたちません。
父親というのは無力であります。
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父親の「変な踊り」というのは、これは完璧に「遺伝」でして、私の父も
よく「変な踊り」をしては私に見せつけていました。
どのような踊りかというと‥
①両手を腰のあたりで握りしめ親指だけを立て、
②そままパチンコのレバーをひねるように「クイッ!クイッ!」と何度もひねり、
③その動きにあわせて軽く何度も腰を落とし、
④「ほれっ!ほれっ!」と掛け声をかけます。
‥訳が解りますか?
私にはさっぱり解りません(笑)。
まぁ、面白い動きで息子を喜ばせようとしていたのだと思いますが、
でかい男が無表情でこれをやるわけですから、「奇妙な光景」としか
言いようのないものでした。
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残念ながらその父も早くに他界してしまいましたが、今では息子もまた
日夜でかい体で無表情に踊ってみせているわけです。
きっと将来、「奇妙な光景」として娘も思い出してくれるかと思います。
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