今月は耐えた職人
「占い」はそれほど真剣に信じるほうではないのですが、唯一信じてしまうのが
生まれ故郷で毎年行われる「酉の市」にて売り出される「占いカレンダー」です。
それが実家のトイレにいつもぶら下がっているのですが(笑)、その占いによると
今月(5月)の運勢はとても悪く、ひたすら「忍耐の月」になるとのこと。
そこで実際はどうかといいますと‥やはり忍耐の日々が続いております。
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なにをそこまで耐えているのかというと、「仕事量」でも「重なる税金徴収」でも
「食材の高騰」でもなく、ひたすら「娘のわがまま&いたずら」にだったりします。
2歳をすぎ自己主張がではじめてきた娘は、会話もそこそこできるようになり、
多少荒く扱っても平気なほど、たくましく育ってくれているのですが、
その分、自分の好みに合わないことは徹底的に嫌い反発します。
とくにこの年齢だと「限度」を知らないので、最初はちょっとしたこと
‥例えば「お菓子を食べたかったのにもらえなかった」とうだけのことから、
大声で泣き出し、
その場に寝転んで駄々をこね、
それでもダメだとわかると、今度はおもちゃの箱を持ち出し、
おもちゃを床に勢いよくぶちまけ、
最後におもちゃの箱を私に向かって勢いよく投げつけ、
転がっていたおもちゃにつまずいて転び、
さらに大声で泣き叫ぶ‥と、どんどんエスカレートしてしまいます。
そんな修羅場でも、テレビで「吉幾三のCM」が流れるとなぜか急にケロッとし、
「やるきわくわくわーくまんっ!」と拳を振りながら熱唱しだしたりするのですから、
本当に訳がわかりません(笑)。
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しかし父親になってはじめて、「子供を叱る」という行為にこれほどパワーが
いるのだということに気づかされました。
気をつけないとヒステリックに叱りまくってしまいかねないので、ある程度は
耐える必要もあるのですが、その「あんばい」がとても難しいのですね。
占いによると6月には運勢も持ち直すようですが‥はたして。
『ラトル工房ブータレブー』 http://www.bootaleboo.com
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