ブロックで遊ぶ職人
娘に「ブロック」を買ってやりました。
買ってやったのは「学研ニューブロック」という商品でして、普通のブロックに
比べてパーツが大きくて、組み立てても抽象的なカタチにしかならないのですが、
その分、縦にも横にも組み合わせるので、イメージを膨らませれば「家」だろうが
「ロボット」だろうが「ペンギン」だろうが、なんでも簡単に組みあがります。
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実はこのブロックは、はるか昔、私が3~8歳ぐらいの長い間、サルのように
夢中で遊んでいた「思い出のおもちゃ」なのです。
母親がよく「お前はあのブロックを与えておけば、いつまでも一人で勝手に遊んで
くれたので楽だった」と言っていたのを思い出しまして、「積み木」に集中して遊んでいる
娘を見ながら「この子もそうなのではないか?」と興味をもって買い与えたのですが、
これが見事に的中しまして(笑)、この数日は保育園から帰ったと同時にこのブロックに
飛びついて遊んでいます。
‥「パパも作って!」と強制されるので、あまり育児が楽になったとは思えませんが、
そこは昔のスキルを活かしまして、スイスイと複雑なカタチの「ロボット」などを作っては
「どうだっ!」と父親の威厳を見せつけたりして遊んでおります。
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ブロックを買ってしまうと、いままでに作ってやった「木のおもちゃ」や「積み木」は
用無しになってしまうのだろうなぁ‥と若干寂しい気分もあったのですが、いざ与えて
みると、うまいこと組み合わせて一緒に遊んでくれているようでして、なかなか嬉しい
ものがありました。
『ラトル工房ブータレブー』
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