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2008年12月18日 (木)

サンタクロースに悩む職人

 今年の「クリスマスシーズン」も、多くの方に御注文をいただくことができました。

 シーズン前の準備が功を奏したようで、昨年のようなパニックに陥ることもなく(笑)、

穏やかな気分で、木のおもちゃ作りに勤しんでおります。この時期の作業はなんとなく

「サンタクロース」になったような気分になれるので嬉しいのです。

 「サンタクロース」というと、今は亡き「父親」をどうしても思い出してしまいます。

 私が3~4歳のころ、通っていた保育園でひらかれた「クリスマス会」に突然

「めりぃーくりぅまぁーす!」と言いながら大きなサンタクロースがやってきました。

 私も他の園児達と一緒に疑いもなく「サンタクロースが来てくれた!」と大喜び

だったのですが、しばらくすると「おっほっほ」と言いながらサンタが私のほうに

近づいてきて、小声で

 「おぅっ、父さんだぞっ、わかるか?‥お父さんだぞっ、おぅっ」

と、明らかに父親以外のなにものでもない言葉を発したのです(笑)。

‥これには幼児ながらに唖然としてしまいまして、それ以来「サンタさんが来てくれる

から靴下をぶらさげてプレゼントを待ってようね‥」という類の話しには、いっさい耳を

かさない、ひねくれた子供になってしまったように思います。

 今でもその「おぅっ、父さんだぞっ」という言葉を思い出すと苦笑してしまうのですが、

いざ自分が父親になってしまうと、「子供を楽しませようと一生懸命だったのだろうなぁ」

と共感できてしまうから不思議です。

 今年のクリスマスはサンタクロースの格好をして娘にプレゼントを渡してやるべきか、

真剣に悩みながら作業をしている今日この頃です(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

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