おもちゃに声をかける職人
近頃、御注文いただいた商品が完成して「ギフトボックス」に梱包するとき、
商品に対して「がんばってこい!」とか「元気でな!」と声をかけてから封を
してることに気がつきました。
‥また「いい人」ぶっているように思われてしまうかもしれませんが(笑)、やはり
「いちから自分で作り出したモノ」なので、どうしても愛着が湧いてしまいますし、
さらにどの商品にも「ニッコリ顔」が付いているので、擬人化しやすいのですね。
ピノキオを作った「ゼペットじーさん」の気持ちがなんとなくわかります。
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その「ゼペットじーさん」ですが、うちの娘はどこでどう間違ってしまったのか
「ペロットじーさん」という名前で覚えてしまいまして、ディズニーランドのパレード
でも、一生懸命「ペロットじぃーさーんんん!!」と大声で叫んでいました。
「ゼペット」と「ペロット」‥確かに使っている文字は80%合っているのですが、
少しの違いでこれほど印象が異なってしまうから面白いものです。
ペロットじーさん‥‥いったい何をペロッとしているのでしょう(笑)。
想像するだけで苦笑いしてしまいますが、「ペロット」に「じーさん」が付くだけで、
途端に下品でお下劣なイメージが湧いてしまうあたり、自分の「スケベ心」を
暴露しているようで、このブログ前半の「いい人」ぶりがすっかり台無しです(笑)。
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もうすぐ37歳になろうかという男が「私はスケベではありません!」と断言する
ほうが異常だと思いますが、少なくとも「木のおもちゃ職人」でいるときだけは、
健全な人間でありたいなぁ‥と思っております(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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