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2009年3月26日 (木)

本が読みたい職人

 この一週間は、本当にあっという間でした。

 御注文の対応でひたすら「木のおもちゃ」を作りつづけ、

 4月のOZONEクラフトマーケットの「出展者説明会」に参加し、

 その合間をぬって、何冊も貯まってしまった「読みたい本」を読み漁り、

…途中、おもわず作業を止めて「ワールドベースボール」の決勝を見てしまったりも

したのですが(笑)、1日24時間では足りないほど充実した一週間でありました。

 その「読みたい本」ですが、私は「本」を読むのが好きで、毎日なにかしらの本を

手にしていなくては我慢ならない性格のようです。

 「情報誌、小説、エッセイ集、画集、漫画…etc」と好みはメチャクチャなのですが、

この数日は、先週購入した宮崎駿さんの『折り返し点(発行:岩波書店)』という

本を読んでいます。

 宮崎さんの対談やエッセイをまとめた本なのですが、時には頑固で、時には

開き直って…と感情がもろに文章に出ていて、読んでいて面白いのです。

 まだ読んでいる途中なのですが、先日読んだページに『健康な野心』という

言葉が出てきまして、思わずグッときてしまいました。

 「おもちゃ」の開発をしているとよく「夢のある仕事ですね」と言われるのですが、

仕事にしている以上は現実的に考えなくてはいけないことも多く、「良いおもちゃを

作りたい」と思うと同時に「ついでにお金も儲けたい」という感情がないといったら

やはりウソなのですね(笑)。

 なので「夢のある仕事」と言われると気恥ずかしい気持ちを抱いていたのですが、

「ものを作る人間には野心が必要だ」という宮崎さんの言葉を読んで、「なるほど、

これは野心なのか、持つぐらいが丁度良いのか」と、勇気付けられた気がします。

…まぁ、勝手に解釈して勝手に喜んでいるだけなのですが。

 娘がもう少し成長すれば、一緒に並んでそれぞれの本を読めるようになるので

しょうが…現在では一緒にいると「遊べ遊べ」と1ページも読ませてもらえません。

こういう時だけは「成長を早回しできればよいなぁ」と、つい思ってしまいます(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

 

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