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2009年5月21日 (木)

近未来を感じた職人

 娘を保育園へ送り届け、その足で材料を買いに最寄のホームセンターへ。

開店時間の少し前に着いてしまったのですが、店先はすでに長蛇の列で、

「なんだ、なんだ」と思いながら仕方なく列に並んでいると、店員が大声で一言、

「本日チラシに掲載しましたマスクはお一人様1点とさせていただきますっ!」

…新型インフルエンザの影響を「じわり」と感じてしまいました。

 さらに、これも本当に「たまたま」なのですが、『トゥモローワールド』という

近未来を舞台にした映画のDVDを借りまして、それを仕事の休憩時間を使って

少し観ていたのですが…この映画の設定がスゴイのです。

 「2008年に大流行した新型インフルエンザの影響で、人類は生殖能力を

失い、それ以来、子供が生まれなくなってしまった絶望だらけの近未来」…と、

いま観るのにこれほど恐怖を感じる映画は他にあるのかと思えるほどの

舞台設定でして、それはそれは背筋を凍らせながら観てしまいました。

 宙を浮くどころか、ガソリン不足でエンストばかりする自動車の描写など、

こんな「ダークな近未来」にリアルさを感じてしまうというのも、ちょっと怖い

ものを感じてしまい…もちろん休憩になるわけもありません(笑)。

 「笑い話」にできるネタでないことは十分承知はしているのですが、

「不景気」にしても「インフルエンザの流行」にしても、眉間にシワを寄せて

唸っていてもなにもはじまらないわけでして、いろいろとジタバタしつつも

とにかく自分ができることを「手探り」で模索して実行していく…というのが、

どうやらこの数年のリアルな「近未来」になってしまうような気がします。

 自分ができること……といっても私ができるのは精精が「ヘンなかたちの

木のおもちゃ」と「微妙な味のお弁当」を作れるぐらいなものですが(笑)、

最先端とは無縁ながらも、そんなモノばかりを生み出していく「近未来」も、

リアルなのではないかなぁと近頃思います。

 ちなみに先ほどの映画のクライマックス、主人公たちが手探りの末に

結局全てを救ってくれるのは「秘密兵器」でも「ヒーローの大活躍」でもなく、

生まれたばかりの「赤ちゃんの泣き声」でした。かなりダークな内容ですが、

見応えのある良い映画です。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

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