端材を活用する職人
行楽シーズンということもあってか、毎年7月~8月中旬は「木のおもちゃ」の
御注文も少し落ち着いてしまうようなのですが、この時期に調子にのってサボって
しまい、9月になって慌ててしまう…というのがこの数年続いていましたので(笑)、
今年はサボらず勤勉に、ガンガンと木材を切り進めております。
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その木材を切る作業で、ちょっとした「タネあかし」なのですが…
それぞれの部品に加工を施すと…
木のはがための「ヒモ止め」が
出来上がります。
…つまり「ラトル」の端材を「はがため」の一部に流用しているのです。
エコ…というより単なる貧乏性なのですが(笑)、モノを作りだせばどうしても
大なり小なりゴミを生み出してしまうわけでして、その罪深さ考えると、些細な
ことながらこういった「端材を少なくする努力」も必要なのではないかなぁ
…と思いながら日々作業しています。
新作をデザインするうえでも、「かわいさ」や「頑丈さ」はもちろん、こんな
「流用性」も盛り込みたいと努力はしているのですが…実際はなかなかそうは
上手くいかないものです(笑)。
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作業場には活用できずにいる「端材」がゴロゴロしているのですが、昨日試しに
3歳の娘にカタチもバラバラな端材を少し与えてみたところ…
木工用ボンドで貼りあわせたり
クレヨンでグニグニと塗ったりして
ものの1時間で…
タイトルは「飛行場」。
手前が「飛行機(紅の豚風?)」で
奥が「管制塔」と「木」だそうです。
端材を使った工作遊びは、何が出来上がるかわからないところが面白いですね。
…ちなみにピンクの飛行機は「沖縄行き」だそうです(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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