おもちゃで楽しむ職人
近頃、わたしや妻が遊んでいたDS『ともだちコレクション』の操作方法を
娘が見よう見まねで覚えてしまったようでして、DSを見つけてはゴニョゴニョと
楽しそうに遊んでいます。
故障するわけでもないので、夢中になりすぎない程度に容認しているのですが、
先日、料理を作っていた私に「パパ、これ」と見せにきたのがこれです。
娘が作った、見たこともない
なぞのキャラクターが…。
以前のブログで紹介させていただいた娘だけにしか見えない不思議な友達
『パラリちゃん』なのだそうですが…子供の友達にしては妙に大人っぽい顔立ちで、
お父さん、ちょっとゾッとしてしまいました(笑)。
*
『木のおもちゃ』を作っているからといって、テレビゲームやプラスティックの
おもちゃを毛嫌いしているか…というとそんなことはなく(笑)、むしろ前職で
そういった色々な玩具の開発も経験してきましたので、普通以上に玩具全般が
大好きです。
とくに「子供を楽しませてやろう」という意気込みが滲み出ているような玩具は、
テレビゲームだろうがキャラクター玩具だろうが好意をもってしまうようでして、
子供にもつい「買ってやりたいなぁ」と思ってしまいます。
…まぁ、私が遊びたいだけなのですが(笑)。
逆に鼻が利きすぎてしまい、「明らかに大人の事情で歪んでしまったような
オモチャ」や「開発者の自己満足で作ってしまったオモチャ」というのも見つけて
しまうことがありまして、そういう時は本気でムカムカと腹をたててしまいます。
「たかが玩具で、なにもそこまで…」と思われてしまうかもしれませんが、
子供を中心に置いて考えられていないオモチャを、大人は決して作っては
いけないのではないかと、いち作家としては思ってしまうのです!!!
…玩具について論じだすとついムキになってしまいますので、このへんで(笑)。
*
DSで遊んでいる娘も、「木の端材で何か作ろう」と言えばゲームを止めて
「やろう!やろう!」と喜んでやってきます。
娘には「この世界には、いろいろな遊び方があるのだぞ」と実践しながら
教えてあげたいなぁ…と、これはいち父親として思っております。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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