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2009年8月12日 (水)

ボツネタを見つけた職人

 お盆休みの帰郷前ということで自動車の社内を掃除していたら、昔作った

ラトルの「ボツ作品」がぽろりと出てきました。

Blog090812 ←これです。

 

 

 

 

 

 2年ほど前に『サークルラトル・雪』として冬の季節限定で販売しようと計画

していた幻のラトルです。

 デザインは若干トゲトゲした印象を与えつつも「雪の結晶っぽさ」が出てくれた

ので気にいっていたのですが、いざ試作まで進めてみると(当時で)1日で1個

しか作れないほど製作時間がかかってしまうことが判明しまして(笑)、試作品を

作った時点で「ボツ」とされてしまった悲しい作品です。

 製作時間がかかってしまう理由は、ずばり『窓ヌキの量』です。

 写真のラトルを見ていただくと、ニッコリ顔の周囲に6個の「矢じり状の穴」が

開けられていますが、これを「窓ヌキ」と呼んでいます。これが、1つの穴ごとに

 「ドリルで小さな穴を空けて…」

 「その穴に糸ノコの刃を通して…」

 「形状通りに穴を切り出して…」

 「穴の外周の角を落として丸みをだし…」

 「紙ヤスリで滑らかになるまで磨き…」

…と、いくつも処理を施す必要がありまして、けっこうシンドイのです(笑)。

 既存品では『サークルラトル・花』が4個…正確には中央にあるニッコリ顔の

部分も切り抜くので合計5個の「窓ヌキ」が最も多く、そのために他のラトルと

比べてダントツに製作に時間がかかっています…でも一番売れているのも

この商品なので、さすがに慣れましたが(笑)。

 そんな制作上の理由から、7個もの窓ヌキが必要なこの「サークルラトル・雪」は

やむなく「ボツ作品」となってしまった次第です。

 売れる売れないはともかく、いずれはこういった制約なしで作った「一品モノ」を

ネットショップで販売してみるのも面白いかなぁと思っています。

 窓ヌキだらけの木のラトル…想像しただけでもサイケデリックな作品が出来て

しまいそうです(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

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