« 通貨単位がへんな職人 | トップページ | 年末大忙しの職人 »

2009年12月 9日 (水)

大ヒットについて考える職人

 今週もまたこの書き出しとなってしまうのですが…ひたすら「木のおもちゃ」を

作っています(笑)。一言に「木のおもちゃ」と言ってもいろいろあるのですが、

 ネットショップに御注文いただいた「木のおもちゃ」を製作しつつ…、

 企業様から依頼された「木のおもちゃ」の試作や企画を進めつつ…

 来週からはじまる展示会の「木のおもちゃ」を準備しつつ…

 娘のクリスマスプレゼントの「木のおもちゃ」に頭を悩ませつつ…

と、内容は盛りだくさんで、一週間もあっというまに過ぎ去ります。

『これが私の一週間の仕事です~ ちゅらちゅらら~♪』と、つい歌ってしまい

そうな毎日ですが(笑)、朝から晩まで「おもちゃ尽くし」の生活というのも、

けっして嫌いではないのです。

 その仕事の関係もありまして、数件ほど「おもちゃ屋さん」を見て周りました。

クリスマス時期でいつもより豪華なおもちゃが並ぶこのシーズンですが、なかでも

とくに目についたのは『ベイブレード』や『たまごっち』といった、数年前に大ヒットした

玩具の「リバイバル商品」たちでした。

 それらを見ていてとても不思議に思ったのですが、どうして大ヒットしたおもちゃ

ほど、翌年にはまったく姿を消してしまうのでしょうか?

 子供が飽きてしまうためか、

 それとも玩具会社や販売店が飽きてしまうためか、

…ドロドロとした話しになってしまいそうなので深く考えるのはやめますが(笑)、

ひと昔まえのおもちゃでも関係なく楽しそうに遊んでしまうわが娘の姿をみていると、

せっかく生まれた「良いおもちゃ」、遊ぶ子供がいる以上は長く大事に売りつづけて

ほしいものだなぁと思ってしまいます。

 ラトル工房ブータレブーでも、開業してから数件ほどですが

 「中国の工場で大量に量産すれば安くできますよ!大ヒットさせて儲けませんか!」

…というような御誘いをいただいたことがあります。

 もちろん「儲けたい」とは思うのですが(笑)、「大量生産」や「大ヒット」は残念ながら

私の歩調とは異なるようなので、失礼ながらお断りさせていただきました。

 目指すのは『街のパン屋さん』のような、「毎日、求められるだけ作って、求める人

だけに売るようなおもちゃ屋さん」なのですが…これだけで生計がたてられる日が

来るのかは、まだまだ未知数です(笑)。

 

Blog091209_2 ←意味もなく並べてみましたが

  …なんか似てますね(笑)。

 

 『ラトル工房ブータレブー』

 http://www.bootaleboo.com

 

|

« 通貨単位がへんな職人 | トップページ | 年末大忙しの職人 »

コメント

大ヒット=大流行
流行はいずれ廃れるものでしょう。

「必要なものを必要なだけ」作っていれば
廃れる事はないはず。

投稿: 樋口 | 2009年12月 9日 (水) 23時52分

樋口様

コメントありがとうございます。

流行を作るのもスタミナがいることなので、
大企業にお任せします(笑)。

しかし近ごろは、大企業ですらスタミナが
不足気味なようですが…。

投稿: ブータレブー | 2009年12月12日 (土) 06時24分

頑張ってください。
素敵な生き方だと思います。
鳩ノ目工房さんの前をよく自転車で通ります。ラトルが外からでも見えました。(見てるだけ~ですみませんです。)
作品を手にしてる人の笑顔が、作り手の視界に入る範囲がほどよい距離かと私は思います。

投稿: thuu | 2009年12月13日 (日) 20時05分

thuu様

いつもコメントありがとうございます。
鳩の目さんも忙しさにかこつけてしばらくお邪魔できずに
いるのですが、御近所なのでしょうか?

お店もそうですが、ネットショップでも商品到着後に
お客様からメールで「赤ちゃんが作品を手にしている写真」を
送っていただくことがありまして、それを見ると身震いするほど
嬉しくなってしまいます(笑)。

収入はともかく、我ながら贅沢な生き方だと思います。

投稿: ブータレブー | 2009年12月13日 (日) 22時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大ヒットについて考える職人:

« 通貨単位がへんな職人 | トップページ | 年末大忙しの職人 »