木の恐竜を作る職人
近ごろ、ネットショップで販売している『木の恐竜』の御注文を多くいただきます。
今まで『ラトル』や『はがため』に比べるとどうしても脇役的な感じだったので、
「どうして今になって多くなってきたのだろう?」と少し疑問に思っていたのですが、
確定申告の準備のため過去の販売実績をまとめていたところ…なんとなく
理由が解りました。
『木の恐竜』を御注文いただいた方々の多くが、1~2年前に同じ名前の入った
『ラトル』や『はがため』を御購入いただいていたようでして、成長した赤ちゃんに
あわせて、今度は『木の恐竜』を御注文くださってるようなのですね。
…いやはや、解った時にはつい表情がほころんでしまいました(笑)。
*
『ラトル工房ブータレブー』では、幼児期の発育にあわせて、こんな感じで
少しずつ対象年齢の異なるようなカテゴリーで商品を揃えています。
■木のラトル : 0才~1.5才
■木のはがため : 0.5才~2才
■木のコロコロ : 1才~3才 (←「木の恐竜」はこれ)
■なまえのつみき : 1.5才~
ものすごい戦略的なラインナップ!…というわけではなく、単純に娘の成長に
あわせて「木のおもちゃ」を作っていたらこうなった、というだけなのですが(笑)、
今回のように「1年越しの御注文」などをいただいてしまうと、我ながら、結構
理に適った揃え方だったのかなぁ…と思ってしまいます。
調子にのって「ままごとキッチン」や「ドールハウス」など、カテゴリーを
どんどん拡げてしまいそうですが、拡げれば拡げるほど「材料&在庫の確保」
や「生産スケジュール」などの問題も出てきます。
作家1名で作るには(オーダーメイドや企業様からの試作依頼など一品モノは
別として)今の4種のカテゴリーに留めて、その分、「ラトル」「はがため」といった
今あるカテゴリーの商品を昇華させていくべきではないかなぁと思っています。
…と言いながら「ポンッ」とカテゴリーが増えることがあるかも知れませんが、
その時は許してください(笑)。
*
ちなみに『木の恐竜』、なぜ一般的な「ネコ」や「イヌ」ではなく「恐竜」をデザインに
選んだのかといいますと…単純に「あまのじゃく」なだけです。怖さの微塵もない
「のんきで平和な恐竜」をデザインしてみたつもりですが…いかがでしょうか?
好評発売中。もちろん「名入れ」も承ります。
『ラトル工房ブータレブー』
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