トイレで哲学する職人
今回は少し下品な内容になってしまうことを、予めお詫びいたします(笑)。
もうじき4歳になる我が娘は、オシッコでもウンチでも、もう一人で行くことが
できるのですが、最後にちゃんとトイレットペーパーで拭けているかを確認する
ために、まだ私もトイレに一緒に入っています。
懸命な娘を応援したりしながら眺めているわけですが、その『洋式便器』に
座って力んでいる娘の姿が少し変わっておりまして、座った状態で上半身が
どんどんと前に倒れて、最終的には両ヒザの間に頭が埋もれるほどの、
ものすごい前傾姿勢で「んー、んー」とがんばっているのです。
私も「正しい便座の座り方」など知りませんし、余程のことがないかぎり
他の人にみられる姿ではないと思うのでとくに注意もしないでいるのですが、
そのうち頭から転げ落ちて大惨事になってしまうのではないか…と、
トイレからなかなか目が離せない毎日です(笑)。
*
一方、父親である私はといいますと、先週かつてないほど「お腹」を壊して
しまいまして、ひどい時には5分とトイレから離れられない状況が続きました。
しかもそんな中、商談のために都内(神保町)へ行く用事がありまして(笑)、
『少し落ち着いたから大丈夫!』と威勢よく家を出てみたのですが…
自宅の「最寄駅」のトイレに イン
乗り換えの「秋葉原駅」のトイレに イン
到着した「神保町駅」のトイレに イン
商談先の会社のトイレに イン
…と、『トイレ行脚』の工程でなんとか無事に到着(笑)。
不思議なことに商談が始まってしまうと「お腹」も落ち着いてしまい難を逃れ
たのですが、商談が終わり帰宅の一歩を踏み出した途端にまた「ギュルッ」と
来てしまい、またもや「神保町駅」のトイレにイン(笑)。
結局、来たときと逆の工程でまた『トイレ行脚』となりました。
*
その後、2日間は長時間トイレで過ごす日々が続きました。
途中からは開き直って「とことんトイレに付き合ってやろうじゃないか!」と
文庫本を持ち込んでみたものの…文章に集中できなくて読めないものです。
身も心も「グッタリ」した状態で、なんとなく冒頭の「娘の前傾姿勢」を試して
しまったのですが…これが、太ももで腹をグイグイと押し付ける感じで、なかなか
効果的なのですね(笑)。
「やはり自然の摂理に対応するには、本能的な行動が一番なのであろうか」
などと、トイレの中で眉間にシワをよせる週末でありました。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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