本屋で仇敵にあう職人
本が大好きな私は、ほぼ毎日「本屋」に行っています。
都合が良いことに自宅の前にも本屋がありまして、昼休憩や買物ついでなど
少しの時間でもサックっと行けてしまい…お店には申し訳ないながらも、ほとんど
立読みばかりなのですが(笑)、毎日なにかしら発売される新刊に目を通して、
いろいろな情報を仕入れさせていただいております。
情報としてはインターネットのほうが格段に早く、近ごろはi-padの「電子書籍」も
なにかと話題になっていますが、「本を手にとって読む、見る」という行為自体が
私はたまらなく好きなのです。
*
目の前の本屋以外にも、足をのばせば沢山の本屋が点在しています。
そのひとつ、娘の保育園のお迎えついでによく立ち寄る本屋なのですが、
ある20歳前半の男性店員が…なんと言いますか、本屋の店員にしては
必要以上に『ダンディ』なのです。
来客のたびに掛声をかけてくれるのですが、その声がケンドーコバヤシの
ようなダンディ声で、
『え いらっしゃいやせっ!』
『ありがとぉござやした!』
…と、「お前はバーテンダーか」とつい突っ込みを入れたくなるほどの異質さで
はじめて遭遇したときには自分の耳を疑ってしまいました(笑)。
しかもその「ケンドー君」は真面目で律儀な店員なので、どのような状況でも
来店するお客さん全てに声を掛けなくては気が済まないらしく、あるときは
本の補充をしていたのでしょうか、私が立読みをしていた向かいの書棚から
突然「ニョッキ!」と顔を出して「え いっらっしゃいやせっ!」 と対面で
言い放たれたこともあり(嘘のような本当の話し)、驚いたのと笑いをこらえるのに
必死で、立読みどころではなくなってしまいました。
…それで「立読み客」が少なくなっているのだとしたら、本屋として的確な人選
なのかもしれませんが、立読み好きの私にとっては目下の「仇敵登場」と言える
のかもしれません…負けないぞ、ケンドー君(笑)。
*
…と、こんなバカなブログを書いているうちにもう6月です。
梅雨が明ければすぐに「夏」ということで、本日、ラトル工房のネットショップでは
夏期間限定の『うずまきラトル・ひまわり』を発売させていただきました。
ラトル工房屈指の「作るのが大変な商品」なのですが(笑)、今年もひとつひとつ
丁寧に作成したものをお届けいたします…レジャーのお供にぜひ!
詳しくはネットショップをご覧ください。
『ラトル工房ブータレブー』
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