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2010年7月29日 (木)

母親とメイド喫茶を眺める職人

 先週末、埼玉から上京してきた母親をつれて「お墓参り」へ行ってきました。

いまは亡き父親の生まれが東京でして、そのために我が家のお墓も東京に

あるのですが…とにかくこの猛暑なので(笑)、お線香ひとつあげるのにも

汗がダラダラと滴り、厳粛さの微塵もない墓参りでした。

 墓参りも無事終わったところ、母親から「ラジオが壊れたから選んでくれ」と

リクエストをうけまして、その足で秋葉原の電器街へ。

 「買物前にお茶をしよう」ということで、駅前の『喫茶ルノアール』へ入ったの

ですが、通された窓際の席から外を眺めるとなにやら行列が。よく見ると

真向いのビルに『メイド喫茶』があるようで、それに並ぶ男性たちの列でした。

…そんな情景を親子で眺めつつ交わした会話がこちらです。

 

  母 : 「あれかい、メイドさんがお相手してくれるんかい」

  私 : 「お話ししてくれるらしいねぇ」

  母 : 「それで、おさわりもあるのかい」

  私 : 「…ないと思うけど」

  母 : 「じゃあ、細いパンツ(Tバッグだと思われる)はいてるんかい」

  私 : 「…それもないと思うけど…知らん」

  母 : 「へー、なにもないんかい。あのお兄ちゃんたちも大変だねぇ」

  私 : 「……。」

 

…と、来年で70歳になる母親は、どうも「メイド喫茶」に偏ったイメージを

持っているようなのですが(笑)、必要以上に汗をダラダラと流しながら

不機嫌に並ぶ人々を眺めていると、「あのお兄ちゃんたちも大変だなぁ」

という部分には、私も共感せずにいられない秋葉原でした。

 母親をつれて2人だけで歩くというのは本当に久しぶりで、20代のころで

あれば「恥ずかしいから死んでもイヤダ」と思っていたところですが、さすがに

この歳になるとそういった感情も起こらないようです。

 気分はリリーフランキーの映画『東京タワー~オカンとボクと時々オトン~』

のようなイメージを持ちつつ、たまにはこういった親子の交流も良いものだなぁ

と思ってしまいました。

…まぁ、その映画は観たことないのですけどね(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

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2010年7月22日 (木)

ゼリーフライが好きな職人

 埼玉県は猛暑つづきで、いやはや「暑い」の一言です。

 作業場で1人で汗をかいている分にはそれほど問題ないのですが、

商談などで外出したときにも少しの移動で汗だくになってしまいまして、

その状態でお客さんに会わなくてはいけないので困ってしまいます。

 今年はとうとう、38歳にしてはじめて汗抑え&消臭用の『洗顔シート』と

『デオドラントスプレー』を購入してしまいました(笑)。

 そんな猛暑の3連休、私の実家である『埼玉県行田市』へ帰郷してきました。

 この行田市は、文字通り「どこへってもんぼばかり」という、本当に

なにもない田舎町なのですが、近ごろは小説「のぼうの城」の舞台となった

ことから、観光客もちらほら居るのだそうです。

 そうは言っても、狭いながらも独特な文化はあるものでして…例えば

よく知人に話をして奇怪な顔をされてしまうのが『ゼリーフライ』という

B級郷土料理の名前です。

 名前だけ聞くと「気持ち悪い」と断言されてしまうのですが、決して寒天や

ゼラチンのゼリーを揚げたわけではなく(そもそも揚がらないと思いますが)、

その正体は、「じゃがいも」と「おから(豆腐の大豆カス)」を混ぜて素揚げ

した『衣のないコロッケ』のようなものでして、ウスターソースにどっぷりと

潜らせて食べる、いかにもB級グルメらしいお惣菜です。

 なぜ『ゼリーフライ』なのかというと、『銭(ぜに)のカタチに似ているから』

いう説が近ごろは多く言われているようですが、地元では『元店主が歌手の

ジュリー(沢田健二)のファンだったから』という昭和の人にしか解らない

説もあったりして…どちらにしても『ゼリー』ではないのですが(笑)、いまだに

謎の多い食べ物なのです。

 その『ゼリーフライ』、知らない間に「御当地キャラ」が作られていたようで、

連休中に開催されていたお祭りで、偶然に遭遇してしまったのが…

 

Blog100722 ←こちらです。

 『こぜにちゃん』という名前らしいです。

 

 

 

 

 …気温34度の炎天下に登場するべきキャラではないように思いますが、

実際フラフラと危ない動きで子供たちも寄り付くことができず、かなり

孤軍奮闘しておりました。

 やはりアツアツの「ゼリーフライ」は、生ビール片手に涼しい場所で

食べたいものだなぁ…と、フラフラした「こぜにちゃん」を眺めながら

つくづく考えてしまう3連休でありました。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

 

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2010年7月15日 (木)

木工教室を開催する職人

 商品の販売でもお世話になっているカフェ『Slow Coffee 八柱店』様

お誘いいただきまして、8月にラトル工房では初となります「木工教室」

開催させていただくことになりました。

 簡単な「木のおもちゃ」の製作を楽しんでもらったあとは、SlowCoffeeさん

自慢のオーガニックな食材を使った「美味しいランチ」もお楽しみいただける、

ちょっと贅沢(笑)なプログラムとなっております。

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 ■場 所  : Slow Coffee 八柱店 (HP: http://slowslowslow.sblo.jp/ )

 ■日 時  : 8月20日(金) AM10:00~11:15

 ■対象年齢: 4歳~7歳ぐらい ※子供のみ、親子同伴どちらでも可。

 ■募集人数: 10名

 ■参加費用: 2,200円(税込、材料代+ランチ代込)

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 参加を御希望の方は、上記『SlowCoffee』さんのホームページをご覧のうえ

お問い合わせください(近日、募集告知を掲載していただけると思います)。

 夏休みの自由課題にもピッタリな作品が出来上がるかと思いますので(笑)、

ふるっての御参加をお待ちしております。

 今回の木工教室では、コロコロと転がして遊べる「木のおもちゃ」を題材に

選んでみました。

 

Blog1007141 ←まずは参加者に、それぞれ形の違う

  「タイヤ付の土台」を配布。あとは…

   「木片」をペタペタ貼ったり、

   ペンでぐりぐりと色を塗ったり、

  自由気ままに製作をしてもらいます。

 

Blog1007142 ←そして、こちらが「完成イメージ」です。

  ちなみに左側のエキセントリックな作品が

  我娘(4歳)の作品。

  …あいかわらず破壊力があります。

 

 

 使用する「木片」は、主にラトル工房の『木のラトル』を製作した際に出た

端材を使用するのですが、端材とはいえ上質な「ブナ材」、しかも他では

なかなか見られない(であろう)ユニークな形状の木片ばかりなので、

最後には楽しい作品が完成してくれるのではないかなぁ…と思っております。

 なんにしても「初の試み」でアタフタすることは間違いないわけですが(笑)、

どんな子供たちと楽しい時間を過ごせるのか、私も今から楽しみです。

 例年ですと7月~8月は業務が落ち着いてしまい…つまり「暇」になることが

多かったのですが(笑)、嬉しいことに今年はすでに9月以降までいろいろな

御要望をいただいておりまして、その準備などもあり、なにかと忙しい「夏」に

なりそうです。

…暑いのは苦手ですが、負けずにがんばりたいと思っております。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

 

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2010年7月 8日 (木)

おもちゃのサイズを考える職人

 慌ただしくも7月になってしまいました。

 毎日忙しく作業をしているのですが、残念ながら現在進めているお仕事は

どれも企業様から御依頼いただいている「おもちゃ企画」ばかりで、発売まで

おいそれとブログで紹介するわけにはいかず、正直ネタに困ってしまいました。

 どれも面白そうな「おもちゃ」に仕上がりそうなので、紹介できず歯がゆい

ばかりなのですが…そこは会社として「守秘義務」を結んでいますので(笑)、

発売までは口にチャックをしなくてはいけないのです。

 10月以降から色々と御紹介できるのではないかと思うのですが…はたして。

 どんなモノでも「空想」することは楽しいのですが、「具現化」するのはとても

骨が折れるものです。

 とくに「おもちゃ」の場合は独特で、対象となる子供の年齢によって適合する

「サイズ」「カラーリング」「機構」…など、どれもが微妙に異なってくるので、

企画の際にそこを見誤ってしまうと大変なことになります。

 とくに私が毎回苦労してしまうのが「サイズ」でして、

 「これだけ小さく作ったのだから、幼児でも遊べるだろう」

…と設計したおもちゃも、いざ試作品を作ると大概が「オーバースケール」で

「馬鹿デカイおもちゃ」になってしまいます(笑)。

 かといって、小さくすればするほど今度は強度不足で壊れやすいおもちゃに

なってしまうわけでして、そのバランスをとるのに毎回頭を悩ませているのです。

 幼児の「手の大きさ」は娘の成長を見てきたことで認識できているつもりなの

ですが…今の娘の手を見慣れてしまうと、その認識も鈍ってしまうようです(笑)。

 ラトル工房の『木のラトル』も、御覧いただいた方から「うわっ、小さい!」

驚かれてしまうことがよくあるのですが、実際に生まれたばかりの乳児の手に

持たせてみると、これでも若干大きいぐらいだと思っています。

 赤ちゃんによる乱暴な扱いでも壊れない、十分な「強度」を維持するための

熟考したサイズ設定なのです……たぶん(笑)。

 

Blog100708 ←ハンドルなど折れそうに見えますが、

 厚みのある木材なので実際はかなり

 丈夫です…御安心を(笑)。

  『ラトル工房ブータレブー』

  http://www.bootaleboo.com

 

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