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2010年9月22日 (水)

読書の秋に思う職人

 長く読み続けていた小説『グインサーガ』が130巻で完結してしまってからと

いうもの、色々な作家さんの小説を読み漁るようになってしまいました。

そんな中、近ごろ好んで読んでいるのが…

 ものすごく説得力のあるSF小説を書く「小川一水」さん

 SFあり、ラブコメありでバラエティ豊かな「有川浩」さん

…両名の作品で、とくに後者の作品『阪急電車(刊・幻冬舎)』は、私のような

オジサンが読んでいると照れてしまうような「甘くて酸っぱい」シチュエーションが

多々あるものの(笑)、私も過去に何度か乗車したことがある「阪急今津線」を

舞台にしていることもあり、とても好きな作品となってしまいました。

 「読書の秋」にぴったりの穏やかな作品で、おススメです。

 24~27歳の3年間、仕事の転勤で大阪に住んでいたことがありまして、

「阪急電車」もそのころ頻繁に利用していたのですが、大阪(梅田)を起点に

東に行けば「京都」、西に行けば「神戸」…と、魅力のある場所に簡単に

行くことができる、とても重宝する電車でした。

 その頃の私といえば

 仕事は孤軍奮闘で大変だは…

 安月給でお金は全然ないは…

 付き合っていた彼女には遠距離恋愛の末にふられるは…

…と結構「真っ暗」な時期でもあったのですが(笑)、今となってはまさに

「私の青春は関西にあったのだなぁ」とつくづく思える場所なのでした。

 

 実は…ここから少し自慢話になるのですが(笑)、その「大阪での生活」を

綴ったエッセイを、以前に書籍として発売していただいたことがあるのです。

 作家の「城山三郎」さん監修で発刊された『人を育てる(刊・光文社)』

いう本がそれで、私もしばらくぶりに本棚から取り出して読んでみました。

 

Blog1009221 ←これがその本です。

 10年前の本なので、もちろん

 既に絶版だと思います。

 

 

 

Blog1009222 ←そしてその中身です。

  おもに転勤先の上司との

  やりとりを綴ったものです。

 

 

 

 ちなみにエッセイのタイトルは『漕ぎ手と追い風』

…我ながら、けっこう恥ずかしい(笑)。

 エッセイといってもわずか6ページのお話しで、いま読み返すと明らかに

「大人っぽくしよう」と無理をしている文章に赤面してしまう箇所もありますが、

小説「阪急電車」との相乗効果もあってか、当時の風景が写真のように目に

浮かんでくるのだから不思議です。

 このブログも、数年後に読み返したらいろいろな風景を思いだせるもので

あれば良いのですが…恐らく「当時はバカだったなぁ」と呆れてしまうのが

関の山でしょうね(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』 http://www.bootaleboo.com

 

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