顔立ちを考える職人
昨年末の作業でいろいろな材料の在庫が少なくなってきたので、本日は
その買い出しに近くのホームセンターへ足を運びました。
紙やすりや梱包材などいろいろと購入したわけですが、そのついでに
このところ気になっていた「あるモノ」を、つい買ってしまいました。
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おもわず買ってしまったのがコレです。
「エンゼルテディパン」
パンと言いながらも
みっちりとクリームが入った
ドーナツです。
…正直に書きますと、ブログのネタ用に計画的に購入したのですが(笑)、
さらに正直に書きますと、本来の「狙い」と少し違ってしまいました。
数週間前ですが、発売直後にお店で見かけたこの「クマたち」が、
どれも目鼻がメチャクチャな位置に貼られた「ヘンな顔」で、それはもう
酷かったのです。
逆にその「ヘンな顔」に心を奪われてしまいまして、いつかブログのネタに
使ってやる!…と腹黒く計画していたのですが、いざ数週間ぶりにお店を
訪れてみると、どれもみんな「端正な顔立」に(笑)。
…いやはや「的外れ」もいいところです。
しかし当初の「ヘンな顔」から考えると、きっと
「本社のやつら、こんな作り難いもの考えやがって!」
…などと文句を言いながら、この数週間、職人さんが練習を繰り返して、
ようやくこの「端正な顔立ち」にたどり着いたのでしょうね。
その努力には心から敬意をはらいたいと思います。
*
実際、「手作り」で同じような顔立を作り続けるのは大変なことで、
私もニッコリ顔のついた「木のラトル」を毎日のように作っているので、
「ヘンな顔」には少し共感してしまうところがあったのです。
大げさではなく、目と目の間隔が0.5ミリずれるだけで、まったく違う
「顔立ち」になってしまうのですから、未だに気が抜けないのですね。
私もミスドの職人さんに負けないよう日々精進しようと思います(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』 http://www.bootaleboo.com
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