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2011年2月10日 (木)

偉そうに語る職人

 以前のブログでも紹介させていただきました、「こどもちゃれんじ」の

教材『ひらめきブロック』特設HPを拝見しました。

 たくさんの子供たちがそれぞれに組み立てた「ひらめきブロック」を

手にした写真がズラズラ~っと並んだHPなのですが、

 「おー、こんなにたくさんの子供たちが遊んでくれたのかー」

…と、しばらくパソコン画面に魅入ってしまいました。

 開発に携わった人間としましては「感無量」です。

 木のおもちゃを作っていると、このような「プラスチックの玩具」や

「大量生産の玩具」を悪者扱いするような言葉を時々耳にしてしまいます。

 かくいう私も、行き過ぎた「大量生産」には反抗心を抱いているところが

あるのですが(笑)、現在の「日本の玩具市場」をここまで成長させたのは

「プラスチック」に他ならないことも理解していますし、ましてや決して

「悪者」ではないとも思っています。

 

 沢山の人に安価でモノを提供することができる「プラスチック」は、

昭和の貧しい子供たちの手にも「おもちゃ」を贈り届けるための

「魔法の材料」だったのだ

 

…とは、ブリキの時代から玩具開発をしてきた私の「おもちゃの師匠」が

語っていた言葉なのですが、確かに今現在でもプラスチックだからこそ

低い価格に抑えられている「おもちゃ」がほとんどです。

 問題なのは、そんな昔の偉人たちの理念など消え去って、現在は

「ただお金を儲けるため」に大量生産&プラスチックへ容易に走って

しまいことなのではないか…と思えてなりません。

 

 「木には木の」「プラスチックにはプラスチックの」それぞれの利点が

あるわけでして、玩具全般を愛する者としては、遠回りをしてでも

色々な可能性を考えて、本当の意味で「あるべきおもちゃ」を生みだして

いけたら良いなぁと思っております。

…今回はつい「おもちゃ」について偉そうに語ってしまいましたが(笑)、

私自信が時々「木のおもちゃ」を作りつづける意義を忘れてしまいそうに

なることがありまして、そのためもあって今回このようなブログになって

しまいました。

 なんにしましても、おもちゃは「子供たちのため」に作りたいものです。

 

『ラトル工房ブータレブー』 http://www.bootaleboo.com

 

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