遊び方に感心する職人
近頃、娘がオモチャで遊ぶ姿を見て感心してしまう場面が多々あります。
「レゴブロック」で「シルバニアファミリー」の家具を作ってみたり…
余っていたシールを「ドールハウス」にペタペタ貼って装飾してみたり…
木のラトルを「プリキュア」の変身グッズの代わりに振り回していたり(笑)…
…と、通常の遊び方など無視して、新旧それぞれのオモチャを上手いこと
組み合わせて楽しんでいるようです。
さすが5歳ともなると遊び方が違います。
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5歳という年齢は、最もたくさんのオモチャに触れる時期でもあります。
玩具業界的に言えば「メイン購買層」と呼ばれる年齢で、玩具店にも
この年齢を対象としたおもちゃが最も多く並んでいると思われます。
数十年前であればこの「メイン購買層」は6~8歳ともう少し上の年齢
だったのですが、近年になり少しずつ低年齢化してきているようです。
TVゲーム、ファッション用品、携帯電話、音楽プレーヤー…などなど、
昔と違って子供たちが「オモチャ以外のモノ」に興味が移っていく時期が
早くなっているようですし、さらに近頃では「小学校入学と同時に塾通い」と
いうケースも珍しくないようですから、「オモチャで遊ぶ時間」を作ること
自体が難しくなっているのかもしれません。
「近頃の子供は大変だなぁ」…と、39歳にもなって未だにオモチャを
卒業できていない私などはつくづく思ってしまいます(笑)。
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娘が果してあと何年ぐらいオモチャで遊んでくれるのか解りませんが、
どんな状況下でも「工夫して楽しさを生みだす行為」は忘れずにいて
もらいたいものだなぁと…父親としては思っております。
「あとかたづけ」もそろそろ
覚えていただきたい(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』
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