映画で号泣する職人
今週はついブログの更新を忘れてしまうところでした(笑)。
ラトル工房は「連休明け」にネットショップへの御注文を多くいただく傾向に
ありまして、さらに以前からの仕事の締切日も重なってアタフタしておりました。
お陰さまで忙しい毎日を送らせていただいております。
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仕事も無事に片付き、娘も風呂に入れて「本日の業務すべて終了」となり、
なにげなくテレビを点けたところ金曜ロードショーでウィル・スミス主演の映画
『幸せのちから』が放映されていました。
仕事に失敗した男が幼い息子の世話をしながら、再起のために奔走する
…というようなお話です(詳しくはこちらのWikiを御覧ください)。
今だからこそ書けるのですが、2年前の夏ごろ、1ヵ月半ほど御注文が
パッタリと止まってしまい「無収入」になってしまったことがありました。
そういう時に限って運悪く「機械の故障」や「自動車の車検」なども重なり、
貯金もあれよ・あれよと消えてしまい
「この仕事で食べていくのは、やっぱり不可能なのではないか」
…と悶々と自問しつつ、周囲には「うまく運営できています」と見栄を
張り通していた時期でした。
そんな時に…時間だけはいっぱいあったので(苦笑)、レンタルDVDを
借りて深夜に観たのがこの「幸せのちから」だったのです。
とくに目的もなく借りたDVDでしたが、観はじめた途端に主人公と自分の
生活がオーバーラップしてしまい、号泣しながら深夜に1人で観ていたなぁ
…というのを、テレビ放映を観ながら思いだしてしまいました。
私にとって、とても心に残る映画のひとつです。
*
映画の主人公ほどの成功を収めたわけではありませんが、
今では(見栄ではなく)毎日なにかしらの「オモチャ」に関連した仕事をしていて、
収入につながっています。本当にうれしい限りです。
なかなか落ち着いて映画を観ることができないのが残念なところですが、
今年は「自動車の車検」に悩まされることはなさそうです(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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