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2013年4月24日 (水)

スパイシーに腰が砕ける職人

 私の母はすでに70歳を超えていますが、いまだ現役の看護婦です。

近頃では「看護」と表記しなくてはいけないようですが

 

 「私は看護師じゃなく看護婦だ。なにが悪い」

 

…と、本人が言っているので誤表記ではありません(笑)。

 わが母ながら、歳のわりにはしっかりしていると思います。

 しかし仕事を離れると年齢とは関係ない天然ボケが日常茶飯事で、

とくに「固有名詞」のいい加減さは半端ではなく…

 

 「"エリック・クラプトン"? 知ってるよ、大統領だろ」

 (※注 : ミュージシャンです)

 

…とか

 

 「映画、観て来たよ。ありゃ舞台のほうが良いね、"ミ・ゼネブル"」

 (※注 : レ・ミゼラブルです)

 

…など、過去に様々な伝説を残しています。

そして先週末、朝からしきりと

 

 「きょうは"スパイシー"だ」 「夜は"スパイシー"だ」

 

…と連呼しており、夕飯にカレーでも作るのだろうかと思っていたのですが、

とくにスパイシーでもない夕食を食べ始めようとした途端に、一言…

 

 「ほら、テレビ点けて!」

 「"スパイシー"だから、"モヤモヤ"の」

 「7チャンネル、"スパイシー"だから!」

 

 

Blog130424 ………………………

 ………………………

 ……母さん、それは

 「スパイシー」ではなく

 「さまぁーず」だ。

 「モヤモヤさまぁーず」だ。

 

 

 

 

 「スパイシー」と「さまぁーず」…「-」しか合っていない言葉に腰が砕けつつも、

母には元気で看護婦を続けていただきたいと思っております。

 そんな異様な日常を過ごしている間に(笑)、

今週末からは早くもゴールデンウィークに突入してしまいます。

 ラトル工房では5/3(金)~5/6(月)の4日間はお休みをいただこうと

思っておりますが、ネットショップなどへの御注文は休まず受け付けて

おりますので、お気軽に御利用ください。

 

 また山口県「なごみスタイル」さんで開催しておりました展示販売会

「やさしい木展」につきましては、場所を「下関大丸百貨店」に移動して

ひきつづき開催中となっております(会期は5/7まで)。

お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

 

 ■下関大丸のHP → こちら

 

 では皆様、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.co

 

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2013年4月17日 (水)

在庫を保管する職人

 群馬県(館林市)のお取扱店「AND CHILD」さん御協力のもと、

発売中の雑誌「暮らし上手の贈り物365(発行:㈱枻出版)」にて

木のラトルを紹介していただきました。

 

Blog1304171←「保存版」とのことで

 なかなか立派な雑誌です。

 書店などで見かけたら、

 ぜひ御覧ください。

アマゾンでも購入可能です)

 

 

 

 今週はずっと製作つづきで…正直ブログのネタがありません(笑)。

困ってしまったので工房の「在庫の保管風景」などを撮影してみました。

 作っている雰囲気を感じていただければ幸いです。

 

 

Blog1304172←まずは糸ノコで切り出した

  ばかりの「部品状態」です。

  1つの商品で3~5個の

  部品が必要なので、

  かなりの種類をコンテナで

  保管しています。

 

 

 

 

Blog1304173←さらに加工して仕上げた

 「完成状態」です。

 ミツロウワックスの乾燥も

 兼ねて、バスケットに入れて

 しばらく保管しています。

 

 

 

 

 

Blog1304174←そして「梱包状態」です。

 これは販売店さん向けの

 パッケージです。

 御注文にすぐに対応できる

 ように、ある程度梱包して

 保管しています。

 

 

 

 

 全て「梱包状態」まで製作して保管しておけば良さそうなものですが、

そうしてしまうと、お客さんや販売店さんから寄せられる

 「セット内容を変えてほしい」

 「名前を入れてほしい」

…などの細かな変更の要望を差し込める隙がなくなってしまうので、

自然と「3段階」で保管しておくようになりました。

 

 在庫の調整は「地味に重要」な業務なのですが、規模が小さい分

「柔軟性」は維持できるよう、いろいろ苦心しながら運営しております。

 多めの写真と屁理屈でなんとかブログを埋めたところ(笑)、

このブログを書いている途中で、9月に開催される大きなイベント

「インターナショナルギフトショー」への出展が決定してしまいました。

 ラトル工房としては初の大規模イベントへの単独出展ということで、

今年の大きなチャレンジになってしまいそうです。

 

…不安もいっぱいですが(笑)、詳細はまた後日お知らせいたします。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.co

 

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2013年4月10日 (水)

暴言を封印される職人

 昨年に工作教室などでも大変お世話になった方が運営されている

情報サイト「おもちゃナビ」にて、「くるくるこまこ」を紹介していただきました。

 オモチャの最新情報だけでなく、おもちゃの選び方や歴史などについても

掲載されている楽しいHPなので、興味のある方はぜひ御覧ください。

 

 ■おもちゃナビHP → http://www.omochanavi.net/

 

 このところ昼と夜の寒暖差が激しかったり、花粉で常に鼻炎気味だったりで

自分の体調に鈍感になっていたらしく、先週は気がつかないうちにうっすらと

「風邪」をひいていたようです。

 

 そんな状態の中、以前から楽しみにしていた旧職「タカラトミー時代」の

同僚たちとの「飲み会」があり、意気揚々と都内へ向かったのですが、

念のためにと思って服用していた「風邪薬」と、なぜか宴会直前に

飲んでしまった『食べる前に飲むっ!』の「胃腸薬」の組み合わせが

最悪だったようで、メンバーがようやく全員そろっていよいよ「乾杯!」

…と、なった直後から劇的に気分が悪くなってしまい、我慢もできず

早々にその場から退散、日暮里駅のトイレで悪戦苦闘の後に帰宅し、

そのまま週末は寝込む…という散々な結果となってしまいました(笑)。

 

 私としては、とても気心の知れた人たちとの飲み会だったので

 

 「玩具業界の危機はいつ来るのか………今でしょ!」

 

…などと流行語を織り交ぜながら、日頃は口にしないような玩具業界に

ついての暴言を、あること、ないこと、吐きまくる予定だったのですが、

残念ながらその願いも適いませんでした。

 実際はそこまで残念がってもいないのですが(笑)、美味しそうな料理

ほとんど手をつけることが出来なかったのは非常に心残りだったので、

せめてブログのネタにして憂さを晴らさせていただいた次第です。

 …そんな憂さなど晴らしている場合ではなく(笑)、

先月にネットショップの商品画像(ラトルだけですが…)を更新した効果に

よるものかは不明ですが、この時期にしては珍しくコンスタントに御注文を

いただいております。

 気候も花粉も少し落ち着いてきたようなので、作業の捗るこの時期に

どんどんと作ってしまいたいと思っております。

 

Blog130410←体調も万全です。

 

 

 

 

 

 

 

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.co

 

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2013年4月 4日 (木)

青年っぽい中年の職人

 以前にもブログで書いたことがあるのですが、私には10年前から

気がついたときに繰り返し読んでいる本があります。

 

Blog130404←これです。

 宮崎駿さんの本。

 「風の帰る場所」。

 

 

 

 

 

 

 「魔女の宅急便」から「千と千尋の神隠し」あたりまで、映画が完成した

直後に行われた宮崎さんとインタビュアーとの対談がまとめられたもの

なのですが、なぜか読むたびに(恐らく読んだ時の自分の年齢によって)、

違う言葉が頭に響いてくるという…私にとってはマカ不思議な本です。

 近頃しばらくぶりに読み返しているのですが、今回響いてしまったのは

宮崎さんのこんな発言で…

 

 (1992年「紅の豚」完成後のインタビュー)

 「僕は40歳のときに(ルパン三世)カリオストロを作ったんですよ。

 (中略) まだちょっと青年っぽい中年だったけど、

 今度(紅の豚)は十年経ってド中年だから(笑)」

 

…この「ちょっと青年っぽい中年」という言葉が、41歳の私には妙に

響いてしまいました(笑)。

 

 中年に片足つっこんでいるのか、それともやはり立派な中年と呼ばれて

しまうのか…という微妙な立ち位置のなか、この「ちょっと青年っぽい中年」

という例えが今の自分にはものすごくピッタリのような気がしてしまい、

本を読みながら、ひとりで納得してしまいました。

 …そんな自己満足は別として(笑)、

今回あらためて気がついた事は、ナウシカ以降のジブリの代表作は全て

宮崎さんが40歳以降に作られたものなのですね。

 

 実感として、40歳を超えてくると過去の実績にしがみついてしまったり、

それまでの成功パターンに安直に当てはめて「楽で安全な方向」へとつい

進んでしまいそうになるのですが、宮崎さんのように過去の成功にもつねに

疑問を持ちながら、毎回作品ごとに「その時」の子どもたちに必要な作品

生み出そうとする姿勢は、素直にカッコいいと思ってしまいます。

 

 私もそんな「ド中年」になっていけたらと思っております。

 

【お知らせ】

本日(4/4)より山口県「なごみスタイル」にて展示販売会「やさしい木展」

開催されます。ラトル工房ブータレブーも出展させていただいております!

詳しくは「なごみスタイルHP」まで→こちら

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com 

 

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