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2013年4月 4日 (木)

青年っぽい中年の職人

 以前にもブログで書いたことがあるのですが、私には10年前から

気がついたときに繰り返し読んでいる本があります。

 

Blog130404←これです。

 宮崎駿さんの本。

 「風の帰る場所」。

 

 

 

 

 

 

 「魔女の宅急便」から「千と千尋の神隠し」あたりまで、映画が完成した

直後に行われた宮崎さんとインタビュアーとの対談がまとめられたもの

なのですが、なぜか読むたびに(恐らく読んだ時の自分の年齢によって)、

違う言葉が頭に響いてくるという…私にとってはマカ不思議な本です。

 近頃しばらくぶりに読み返しているのですが、今回響いてしまったのは

宮崎さんのこんな発言で…

 

 (1992年「紅の豚」完成後のインタビュー)

 「僕は40歳のときに(ルパン三世)カリオストロを作ったんですよ。

 (中略) まだちょっと青年っぽい中年だったけど、

 今度(紅の豚)は十年経ってド中年だから(笑)」

 

…この「ちょっと青年っぽい中年」という言葉が、41歳の私には妙に

響いてしまいました(笑)。

 

 中年に片足つっこんでいるのか、それともやはり立派な中年と呼ばれて

しまうのか…という微妙な立ち位置のなか、この「ちょっと青年っぽい中年」

という例えが今の自分にはものすごくピッタリのような気がしてしまい、

本を読みながら、ひとりで納得してしまいました。

 …そんな自己満足は別として(笑)、

今回あらためて気がついた事は、ナウシカ以降のジブリの代表作は全て

宮崎さんが40歳以降に作られたものなのですね。

 

 実感として、40歳を超えてくると過去の実績にしがみついてしまったり、

それまでの成功パターンに安直に当てはめて「楽で安全な方向」へとつい

進んでしまいそうになるのですが、宮崎さんのように過去の成功にもつねに

疑問を持ちながら、毎回作品ごとに「その時」の子どもたちに必要な作品

生み出そうとする姿勢は、素直にカッコいいと思ってしまいます。

 

 私もそんな「ド中年」になっていけたらと思っております。

 

【お知らせ】

本日(4/4)より山口県「なごみスタイル」にて展示販売会「やさしい木展」

開催されます。ラトル工房ブータレブーも出展させていただいております!

詳しくは「なごみスタイルHP」まで→こちら

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com 

 

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