愛機に別れを告げる職人
前回のブログで常連の方からコメントをいただきましたので、一応
御報告をさせていただきますと…
屋号(店名)は誤植で
「フトル工房ブータレブー」
…でした。
今年も太って「ぶーぶー」と唸りながら製作を進めたいと思っております。
(税務上は問題ないそうです…)
*
今週は「ぶーぶー」というよりも「うおっ!」「どはっ!」「ぐわっ!」と
叫んでしまうような突発的な出来事が重なってしまい、良くも悪くも
スリリングな一週間でした。
その中でも「悪いアクシデント」の方になってしまうのですが、
開業以来からずっと愛用し続けていた工具「電動ミニサンダー」が、
とうとう故障して動かなくなってしまいました。
振動で磨く工具です。
工房での愛称「アルフレッド」。
1年前に卓上型の「電動ロールサンダー」という少し大きめの機材を
導入したので使用頻度は少し減りましたが、以前は「木材を磨く作業」の
ほとんどをこの工具で賄っていましたので、ほぼ毎日「私の手」となり
働いてくれました。
振動が激しくて手首が「腱鞘炎」になってしまったり…
ケーブルが破断して主人を突如「感電」させたり…
けたたましい「騒音」をたてて口うるさくなってしまったり…
…と晩年は扱いに苦労する面もありましたが、その度に補修をして
使い続けてきましたし、嬉しいことも悲しいこともみな知っている
「おじいさんの古時計」のような道具でもあり愛着もひとしおでしたが、
使用期間6年にして、とうとう修理不能となってしまいました。
さらば、アルフレッド。
…ちなみに、先日まったく同型の「電動サンダー」を購入することが
出来ましたので作業は滞りなく進めさせていただいております(笑)。
新人はさすがに静かで、固いところがありながらも先代に代わり黙々と
役立ってくれています。
工房での愛称は「ジャービス」となりました。
※「愛称の由来」は解る人だけ解っていただければ良いです。
*
1月の仕事は緩やかな感じで、ブログも工房内の様子ばかりを
お伝えしてしまいましたが、今後の下準備は色々進めることが
出来たように思います。
2月以降はまた色々と活発な活動を報告できるよう頑張ります。
ケース棚を変えて
準備万端です。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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