2つのクルマを作った職人
お世話になっている㈱ベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじ」にて、
再び教材の「木のおもちゃ」を企画&デザインさせていただきました。
先日にその商品サンプル(製品版)を頂いたので、今回はその紹介を
させていただきます。
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商品は生後11カ月ぐらいの赤ちゃんが遊ぶ「木のカラコロトラック」です。
床に置いたトラックを、手で押したり、ヒモを引っぱったりしてコロコロと
動かして遊びます。
中央の青いドラムも回転。
カラコロと音を鳴らします。
「しまじろう」を乗せられます。
…が、手元にないので
代わりにネコを(笑)。
もの凄くシンプルな商品ですが、厚手の木の無垢材を使用しているので
ズッシリと頑丈な作りとなっていて、通信教材としては上質な「木製玩具」に
なっていると自負します。
商品について詳しくはこちらのHPも御覧ください。
→ http://www.shimajiro.co.jp/course/baby/2013/lineup/0_11/index.html
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じつのところ、私がこの商品の「試作デザイン」をさせていただいたのは
かれこれ1年以上前のことでして、そこから調査~設計~製造を経て、
このたび無事に製品版が完成したことになります。
なにせ数万人規模の赤ちゃんに届く商品なので、ラトル工房のように
私の思いつきだけでちょちょいと商品化…とはいかないのです(笑)。
ちなみに、この仕事をさせていただいていた時期は偶然にも、
大阪のイベントに向けて「機関車ターレブ(ミニ)」を製作しておりました。
兄弟と言えなくも
ありません。
どちらも「転がすと音が鳴るクルマ」で「同じ作者の手による作品」の
はずなのですが、やはり業態や環境が異なれば商品のまとめ方も
柔軟に変えていく必要があります。
…と語るとカッコいいのですが、実践するのは結構大変なのです(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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