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2014年9月25日 (木)

コロコロで励まされる職人

 秋の過ごしやすい気候で作業が捗るのはとても嬉しいのですが、

調子に乗って2~3種類の製作をあれこれ同時に進めていると、

終わった時にはかなりの「燃え尽き症候群」に見舞われます。

 

Blog1409251 工房に残るのは

 たくさんの部品と

 真っ白い灰になった

 男がひとり。

 

 

 

 

 

 

 9月は本当に仕事のペースをつかむのが難しい季節です。

 近頃は、YouTubeで「ヒカキンTV」という動画を良く観ています。

 ずいぶん前に娘に教えてもらった動画チャンネルなのですが、

本業は「ボイスパーカッション演奏」をしているヒカキンという人が

購入した雑貨や食べ物を試した様子を4~5分程度の動画で

毎日更新しているチャンネルです。

※ネット上ではかなり有名らしいです。

 

 正直なところ、最初のうちは

「知らない兄ちゃんのチャラチャラした動画を観ててもなあ…」

…と否定的だったのですが、これが見慣れてくると「癖」になる

妙な面白さがあり、4~5分という息抜きにちょうど良い短さも相まって、

気がつけば毎日チェックをするようになってしまいました(笑)。

 

 そうは言っても「YouTubeのチャンネル」なので、一般的には

それほどの知名度はまだないのだろうと勘ぐっていたのですが、

ある日偶然に、娘が買った「コロコロコミック」を見せてもらったところ…

 

Blog1409252 なんとデカデカと

 連載記事が(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつの間にか小学生にまで浸透しているとは…侮れません。

小学生にも流行りそうな気配がありますので、興味のある方は

観てみると良さそうです。

 一時期より発行部数が減ったと言われながらも「コロコロコミック」の

小学生への影響力は未だ侮れないものがあり、玩具メーカー各社

昔から宣伝活用に力を入れている雑誌でもあります。

 かくいう私も…

 

Blog1409253 こんなのや…

 (2001年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 Blog1409254 こんな格好で…

 (2002年)

 

 

 

 

 

 

 

 

開発した商品の宣伝でお世話になったことがあるのですが(笑)、

最新号をペラペラのぞくと、今でも変な格好をしたお兄さんたちが

玩具を紹介しているページがたくさんあるようで、それを見ながら

 

「皆さん頑張ってるなあ、自分も灰になっている場合ではないなあ」

 

…と、変な励みになってしまいました。

明日からもちゃんと頑張りたいと思います(笑)。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com

 

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2014年9月18日 (木)

祝400回を迎えた職人

 ズルズルと週1回のペースで更新してきたこのブログですが、なんと

今回で「400回目」を迎えてしまいました…娘も大きくなるはずです(笑)。

 

 ブログを続けることで「得」をしたことは…とくに思い当たらないのですが、

とりあえず「パパ」も「職人」も続けられており、脱力した文章を書けるだけの

気持ちの余裕があることは幸せなことだとは思っております。

 次は500回を目指して、またズルズルと更新できたらと思っております。

 記念すべき回ということで、今回はラトル工房ブータレブーの新商品を

初めて紹介させていただきます。

 商品名は「ブータレバーン・おうち」です。

 

Blog1409181 名前の通り「お家」

 かたちをしています。

 中には階段子供

 …というイメージです。

 

 

 

 

 

 

 遊び方はいたって簡単で、本体の天地をひっくり返していくことで

中の子供(円盤)が溝にそって転がり落ちる様子を眺めるおもちゃと

なっております。

 

Blog1409182 屋根を下にすると

 「ころころ~こっとん!」

 …と、ゆっくり落下。

 

 

 

 

 

 

 

Blog1409183 もとに戻せば

 「コンコンコンッ!」

 …と、軽快に落下。

 

 

 

 

 

 

 

 これを繰り返していくことで、「円盤の落下&回転」「木の音」

いつまでも楽しんでいただくことができます。

 言葉と写真だけではやはり伝わりにくいので、今回は「動画」も

撮影をしてみました…「自撮り」なので背景にムサ苦しい部分も

ありますが御容赦のほどを(笑)。

※環境や機材によって動画が観れない方はごめんなさい。

 

 

 

 

 球や円盤をレールに沿って転がし、その「動き」や「音」を楽しむ玩具は

一部の業界では「クーゲルバーン」と呼ばれているようです。

 私も好きなジャンルのオモチャなのですが、その構造上の理由から

とても大型であったり、レールなどがバラバラになってしまったりと、

「遊ぶための"場"」をかなり選ぶ玩具が多いように思っていました。

 

 …そこは「天の邪鬼」ですので(笑)、なんとか「ママの保育バッグ」

収納できるように「ダウンサイジング&一体化」をしてやることで、

「喫茶店での休憩中」や「医者の待合室」などのちょっとした時間でも、

親子で気軽にコロコロ、カタカタと遊べるようなおもちゃを目指した次第です。

 

 ちなみに品名は

 「ブータレブー」 + 「クーゲルバーン」 = 「ブータレバーン」

…というダジャレなのですが、当然ながらこれが周囲の方々にはまったく

通じないようで、それでもめげずに使ってしまう事にしました(笑)。

 作品といっしょに品名もじわじわと浸透してもらえることを願っております。

 商品の紹介はしたものの発売は来年1月予定…と、まだまだ先に

なってしまいそうなのですが、来月(10/18~19)に開催されるイベント

「東京おもちゃまつり2014」では、先行して少量ですがテスト販売

させていただこうと思っております。

 イベントが近づきましたらまたブログでも紹介しますので、

ご興味のある方はその場にて実物を御覧いただければ幸いです。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com 

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2014年9月10日 (水)

いろいろと理解できた職人

 恥ずかしながら、先日ようやく「アナと雪の女王」をブルーレイで

鑑賞しました。

 キャラクターのビジュアルは見ていたもののストーリーはまったく

解っていなかった私には、すでに映画館で観賞済みだった娘の

「ハンス王子はだいっ嫌い!」

という反応をとても不思議に思っていたのですが、

…それもようやく理解することができました(笑)。

 

 先週行われた玩具見本市(行ってはいませんが)によると、この冬は

「アナと雪の女王」のおもちゃで各メーカーが勝負をかけているようで、

それもようやく理解できた気がします。

 そんな世間の流行を受け流しつつ、楽しみにしていた「秘密兵器」

先週末にようやく作業場に届きました。

 

Blog1409101 新しい「焼印」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これだけだと意味不明な物体ですが、これを「電気ゴテ」の先端に取り付け、

電気で熱しながら、あらかじめ切っておいた「木の円盤」に押しつけます。

すると…

 

Blog1409102 いつもの顔が

 ニッコリ現れます。

 高熱注意。

 

 

 

 

 

 

 

Blog1409103 さらに磨けば完成。

 「ニッコリ顔」と

 「おすまし顔」です。

 

 

 

 

 

 

 

 これが新作の部品になります。

 「木のラトル」や「はがため」では目と口は切りぬいて再現していますが、

今回は部品が小さいこともあり初めて「焼印」を使ってみることにしました。

 「違和感がでてしまうのではないか」と少し心配もしていましたが、

長めに焼くことで黒々と表情が付いてくれ、満足な仕上がりとなりました。

 

 商品の内容的にはこの「ニッコリ顔」と「おすまし顔」にこだわる必要は

まったくないのですが、ブランドの統一感も大事にしたいところですし、

製作者としても…やはりこの表情があると作っていて愛着が湧くので、

ついついデザインに取り入れてしまいます。

 これで「新作」の部品がすべて揃いました。

 そこまでもったいつけるほど斬新な作品でもないのですが(笑)、

今回は「動き」も動画で紹介できたらと思っているので、それも含めて

次回のブログでしっかりと紹介させていただこうと思っております。

 お楽しみに。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com 

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2014年9月 3日 (水)

溝を掘ってみた職人

 天候は安定していませんが9月に入った途端に「猛暑」からは

抜け出してくれたようです。

 高熱対策でしばらく負担を減らしていた「電動工具」たちにも、

「夏休みは終わったぞ」とばかりにフル稼働で働いてもらっています。

もちろん私もフル稼働です。

 亀のようにノロノロと進めている「新作おもちゃ」の製作ですが、

ようやく完成の見通しがたったような気がします。

 

 今週はその一番の難関である「電動トリマーでの溝掘り」

初めて試みてみました。

 先々週の「アゴ負傷」もあって、いつも以上に安全に気をつけながら

ビクビクな作業となりました。

 

Blog1409031 左上が新作の部品。

 これを木型(右下)に

 はめて溝を掘ります。

 

 

 

 

 

 

 

Blog1409032 使うのは「トリマー」

 という電動工具です。

 木型の溝にそって

 刃先を動かすと…。

 

 

 

 

 

 

Blog1409033 溝が掘れました。

 想像以上に滑らかに

 掘れました。

 

 

 

 

 

 

 

 初めての試みでしたが、失敗したら商品化が遠のくところでしたので、

作業が成功した時には一人でガッツポーズをしてしまいました。

 アイアンマンmark2の飛行テストが成功した時にトニースタークが

「これで飛べる」とつぶやいた時のような心境です。

…解りにくいですが、そんな感じです(笑)。

 これで作れる。

 感が良い方は「部品の形」からどんな作品を作ろうとしているのか

もう解ってしまうと思うのですが、今までの「木のラトル」などとは少し

違ったものをお届けできるかと思います。

 じつはもうひとつ楽しみにしている作業工程が待っているのですが、

…続きはまた次週のブログで紹介させていただきます。

 

『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com 

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