玩具と政治で妄想する職人
昨日をもって直営ネットショップでの「クリスマス向けの御注文」は
締め切りとさせていただいたのですが、今年のクリスマスも本当に
たくさんの御注文をいただくことができました。
例年であればこの時期は「星の形」をしたラトルや歯固めの御注文が
多くなり作業場は星一色になるのですが、なぜか今年はそれ以外の
「花の形」や「猫・タコ・魚」の方が人気があるようで、作業風景もあまり
「きよしこの夜」が似合いそうな雰囲気ではありません。
製作の方はほぼ終わり、あとは梱包&発送を残すのみとなったので、
もうひとふんばり頑張りたいと思います。
御注文いただきました皆様には心よりお礼申し上げます!
*
先週末は「玩具メーカーの方々」との商談や忘年会があったので、
今年の「玩具のクリスマス商戦」の状況なども色々聞くことができました。
さらにその後、仕事と私用(クリスマスプレゼントの物色)のため
都内&郊外の玩具販売店をいくつか直接見て周る機会があったので、
それも合わせた率直な感想としては…
「やっぱり妖怪ウォッチは凄かった」
…の一言につきました。
とくに玩具を最も購入する「5~8歳男児」はそれが顕著なので、
余計に「妖怪ウォッチ圧勝!」のイメージが強いようです。
そんな状況を目のあたりにして帰宅した夜、テレビではどの局も
「選挙特番」が放送されていて、そこでは「自民党圧勝!与党圧勝!」が
連呼されていました(もちろん選挙もちゃんと行きました)。
「どこもかしこも圧勝、圧勝だなあ」
…と、苦笑いで観ていたのですが(笑)、評論家の話を聞いていると
今回の「選挙結果」と「クリスマス商戦」が微妙に似ていることに
気がついてしまいました。
【圧勝組】自民党 & 妖怪ウォッチ
他を抑えて圧勝…ただし当事者たちはもっと勝てると思っていた(らしい)。
【惨敗組】少数野党 & キャラクター玩具(妖怪ウォッチ以外)
圧勝組との明確な違いがアピールできずに惨敗…。
【健闘組】共産党 & ノンキャラ定番玩具(プラレールなど)
昔から変わらない姿勢に「アンチ圧勝組」の票が流れて躍進。
…のような感じです。
こんなことを書くと怒られてしまうかもしれませんが(笑)、
疲労困憊した頭で考えたことなので、あまり真剣に分析しないでください。
*
ちなみに「ラトル工房」は根本的に「妖怪ウォッチ」とは年齢層が違うので
どの組にも入らないと思うのですが、強いて入るなら「健闘組」が理想です。
一度「圧勝」してしまうとその後の維持&継続がまた大変そうなので、
一歩一歩を着実に……
飛びつきます(笑)。
『ラトル工房ブータレブー』http://www.bootaleboo.com
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