新刊を我慢する職人
連日の酷暑で作業がなかなか捗らず、とくに企画系の作業は
脳ミソが煮あがってアイデアがまとまらずに、ひたすらに苦戦する
一週間でありました。
お盆前に終わらせる予定が少しオーバーしてしまいそうですが、
仕事も暑さも、とりあえずゴールは見えてきたように思います。
*
いまの仕事が終わったら、お盆休みを使って読もうと思っている
一冊の本があります。
「陸王」。
池井戸潤といえば「半沢直樹」や「下町ロケット」の著者で有名
…といっても私はどちらも未読なのですが(笑)、今回の新作
「陸王」には、個人的にかなり惹きつけられる要素があります。
「埼玉県行田市」
…なのです。
これが理由で地元の書店ではどこも山のように本を積み上げて
専用コーナーが設けられ、さらに「陸王」とプリントされたTシャツを
着た店員たちが販売するというものすごい力の入れようで、
…嫌でも目に入って来る状況なのです(笑)。
我慢できずに冒頭だけ読んでしまったのですが、
「水城公園」や「さきたま古墳」など私に馴染みのワードが
次々に出てくるだけでなく、地元特有の「さびれた感じ」や
「昭和に取り残された感じ」までリアルに伝わるようでした。
人気作家の作品なのでドラマ化や映画化される可能性も
高そうですが、良くも悪くも"独特の空気感"がある場所なので、
撮影はぜひ地元でやっていただきたいところです。
*
さらに読み続けて物語に浸りたいところではありますが、
そこをグッとこらえて、少し遅れた仕事のノルマをこなして
気がねなくお盆を迎えたいと思います。
ラトル工房ブータレブー http://www.bootaleboo.com
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