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2017年10月27日 (金)

両面テープを選ぶ職人

 土日は季節外れの台風でなにかと影響を受けてしまいましたが、

それが過ぎ去ってからは台風一過で、暑くもなく、寒くもなく、

とても作業がはかどる日々となりました。

 あいかわらず電動糸鋸で地道に切り出すわけですが、

少しでも効率を高めるために「薄い木材(5~8ミリ厚)」の場合は

2~3枚を両面テープで貼り重ねて、一気に切り出しています。

 

 使っている両面テープはこちら。

 

Blog1710271 ニトムズ製

 「再はく離両面テープ」

 5ミリ幅タイプです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blog1710272 これを板材の間に

 貼って固定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blog1710273 あとは図面に沿って

 普通に切り出し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当然ですが、1度に2~3個の部品が切り出せるので、

10個→20個、50個→100個…と数が多くなるほど

バカにならない効果が出てきます。

 

 ただし、ここで肝心なのが「両面テープの選択」です。

 

 作業中に板が分離しないようにしっかりと貼り合わせたい

ところなのですが、粘着力が強すぎるテープだと切出し後に

2枚に剥がれてくれなかったり、質の悪い両面テープだと

粘着面が残ってしまう場合があります。

 

 さらに、両面テープを挟んだ木材を「糸鋸の刃」で切ると

切れ味が急激に落ちたり刃が折れやすくなってしまうので、

できるだけ小面積のテープで仮止めする必要もあるのです。

 

…単純なようでじつは試行錯誤してきた作業なのですが(笑)、

結果的にはこの「ニトムズ製両面テープ(5ミリタイプ)」

私にはベストな選定となっています。

 

 大きなホームセンターであれば取り扱っているようなので

もし、糸鋸でたくさん部品を切り出す機会がありましたら

(…そんな人は少ないと思いますが)、おススメです。

 

ラトル工房ブータレブー

http://www.bootaleboo.com 

 

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2017年10月21日 (土)

極小ブロックを試した職人

 気になっていた「虫歯」が先週末からとうとう痛み出してしまい、

数年ぶりに歯医者へ行くことになってしまいました。

 

Blog1710201 オバケやカボチャが

 お出迎え。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 なぜか過剰に「ハロウィンの装飾」が施された院内で

さらに「死神」のような風貌の初老の先生による治療は、

まるでティム・バートンの映画を彷彿とさせるものでした。

 痛みは消えたものの、しばらくは通院が必要なようです。

 その帰り道、近所の100均ショップ「ダイソー」

こんなものを見つけました。

 

Blog1710202 「プチブロック」

 極小サイズの

 ブロック玩具です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 極小ブロックといえばカワダの「ナノブロック」が有名ですが、

そのパチもの…もとい類似商品をダイソーが発売したようです。

 

※調べたところ今年の7月ぐらいには発売されていたようですが

 人気のためしばらく「品切れ」が続いていた模様です。

 

 本家と比べて「価格」が約1/6なので、材質や品質はやはり

「ダイソー'sクオリティ」なのだろうか?…と気になってしまい

思わず試しに購入してしまったのですが、

 いざ組み立ててみたところ…

 

Blog1710203 普通に完成。

 コーギー犬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 プラスチックの品質や精度も問題なく普通に遊べてしまい

逆に本家の「ナノブロック」が心配になってしまうほどでした。

 

…ただし、「組立て説明書」だけはダイソー'sクオリティで(笑)、

図説が解りにくいうえに完成写真と明らかに違うところもあって、

まるで「図形テスト」をしているような気分になりました。

 

 しかしその「難解さ」が楽しい部分とも言えなくもないので、

パズル好きの方はカワダ製「ナノブロック」と比較しながら

試してみても良いかもしれません。

 私は少しはまってしまいました(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

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2017年10月14日 (土)

20年で漕ぎついた職人

 先週は夏のような暑さで扇風機がまた大活躍でしたが、

昨日からは一転してストーブを点けたくなるような寒さと

なってしまいました。

 

 暑い日にTシャツ姿で行田名物の「山下フライ&焼きそば」を

食べながら「夏休のような気分」を味わうのが好きなのですが、

それも今年は終わりのようです。

 

Blog1710141 もちろん寒くても

 美味しいですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな10月ですが、私事ながら今月で「玩具デザイナー」に

なってちょうど20周年を迎えてしまいました。

 

 前職(ミツワ工業&タカラトミー)で10年、ラトル工房で10年と

前半と後半で「商品」も「環境」も色々と変化してきましたが、

私なりの「オモチャへのこだわり」は維持することができた

20年だったと思っております。

 

 せっかくの機会なので、以前から製作しておきたかった

「作品年表」をホームページ上で公開させていただきました。

 

Blog1710142_2 ↓こちらのページです。

 (クリック)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …「玩具デザイナー20年」と書きながら、冒頭の作品は

オモチャではないのですが(笑)、どれもこれも掲載すると

とんでもない量になってしまうので、「企画だけ参加したもの」

「お手伝いでやったもの」…などは全て外して、純粋に

「自分でデザインした形状が商品に反映されている企画」

だけを並べてみました。

 

Blog1710143 ボツ企画も

 あらためて眺めると

 面白いですけどね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自己満足であることは自覚しているのですが、どこかで

一度まとめておかないと画像のデータや商品サンプルが

紛失してしまうので(実際、すでに資料が見つからなくて

泣く泣くリストに掲載できなかった商品もありました)、

まとめるタイミングを探していました。

 

 昔、玩具開発の師匠(のような人)に「20年続けたら

ようやくライフワークだ」と助言されたことがありましたが、

なんとかそこに漕ぎつけたような想いです。

 

 「売れたもの」もあれば「まったく奮わなかったもの」も

ありますが、どれも手塩にかけた我が子のような作品

ばかりですので、興味がありましたらぜひ御覧ください。

 もちろん次は30周年を目指します(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

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2017年10月 7日 (土)

分析する振りをしている職人

 このところ製作に打ち込む毎日でしたが、ふと気がつけば

材料となる「木材」の在庫が色々と底をつきはじめていました。

 

 慌てて各購入先に注文をして木材を揃えていったのですが、

最後に最もメインとなる「ラトル用のブナ材」を、いつも

お世話になっている「木の店 木楽」さんに受取りに行ってきました。

 

Blog1710071 木楽さんこだわりの

 国産ブナ材です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この束でラトル×約400個分の部品を切り出せるのですが、

それでも「もう少し多めに注文したほうが良かったか?」と

心配できるようになったのが、逆に嬉しくもあります。

 木材がそろったのでどんどん切り出そう!

…と意気込むべきなのですが、その気持ちに水を差すものを

つい購入してしまいました。

 

Blog1710073 巷で話題の

 スーパーファミコン

 ミニタイプ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これをテレビに接続するだけで21タイトルのTVゲームが

遊べてしまうという優れもので、そのどれもが子供時代に

憧れた90年代の名作ばかり

…ということで、私の手が出ないわけがありません(笑)。

 

 昨年に「初代ファミコン・ミニ」が発売されてそれも購入

してしまいましたが、私が子供時代にはじめて手にした

任天堂ゲームはこの「スーファミ」でしたので、やはり

こちらのほうが思い入れが高いのです。

 

 発売日の10/5当日に運よく手にできたので、さっそく

遊んでみたのですが、このタイムスリップ感が半端なく

…そのまま連休に突入してしまいました。

なかなか危ない商品です(笑)。

 スーファミが大流行した当時は、おもちゃ屋の店内が

年を追うごとにTVゲーム一色になっていき、いずれ

普通のおもちゃは消滅してしまうのではないか」と

心配されたものですが、今度はそのTVゲームが

スマホに圧されてピンチだ…と言われているのですから

流行とは恐ろしいものです。

 

 それでも、しっかりと丹精を込めて作られた商品は、

多少古いものでも確実に面白いのだなあ

…と、分析している振りをしながら、もうしばらくは

スーファミのコントローラーから手が離せそうにありません。

 

ラトル工房ブータレブー

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