細い刃先が必要な職人
休業が明けて早々、意味もなく緊張しながら税務署へと
向かい「確定申告」を済ませてきました。
提出するだけで
あっさり終了。
毎年のことながら何も不正をしているわけでもないのに
これが終わるとホッとします。
昨年のラトル工房の収益の結果は…”微増”でした。
収益と比例して私の腹回りも”微増”してしまったので
まさに「フトル工房」です(笑)。
*
作業の方も通常営業に戻っております。
先日は故障していた「ハンドルーター」を買い換えました。
ミニルーターです。
またすぐに故障してしまわないよう、一応「PROXXON製」の
中でも高いクラスのルーターを今回は選んでみました。
…とはいえ、PROXXON製品はホビー向けなのでプロ用途には
非力であることは変わらないのですが、それと知りながらも
なぜ使い続けるのかというと、理由はズバリ「刃先の細さ」です。
例えば木の部品の角を丸める「面取り作業」の場合、
ほとんどの加工は「BOSCH製パワートリマー」を使って
製作しているのですが、入り組んだ箇所は刃先が入らず
”面取り”をすることができません。
歯先が入らず
角が取れません。
しかしそんな箇所でも「PROXXONルーター」を使ってやると…
削れます。
…そもそも、そんな「工具の都合を無視したデザイン」にした
私自信が悪い訳ですが(笑)、とくに近ごろ作っている
「ロボットラトル」などはさらに都合を無視して
”入り組んだ形状の極み”のようなデザインなので、
”PROXXONの細い刃先”の必要度がさらに高いのです。
決して効率の良い作り方ではないと思うのですが、
とくに大量生産を目指していこうというわけでもないので、
この”ラトル工房流の製作方法”には満足しております。
ラトル工房ブータレブー
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