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2019年5月10日 (金)

糸鋸の刃を研いでみた職人

 連休明けはいつも忙しくなりますが、今回は「10連休」という

期間に比例してか怒涛の忙しさとなりました。

 電動糸鋸が毎日鳴り響いております。

 その電動糸鋸ですが、”替刃のうまい研ぎ方”を今週ようやく

発見することができました。

 

 私が使っている「ヘグナー製糸鋸刃」は切れ味が良いのですが、

木材の種類によってはすぐに切れ味が鈍ってきてしまったり、

中には最初からまったく切れない「ハズレの刃」が混ざっている

ことがよくあります。

 

 そういった時は躊躇なく破棄して”新しい刃”に交換してきましたが、

1本×約40円の替刃をどんどん捨てることに私の「どケチ精神」

うずいてしまい(笑)、なんとか使えるようにならないものかと

今までも色々試行錯誤していました。

 その結果、一番効果があったのがこの方法でした。

 

 使用するのはこちらの「包丁用ダイヤモンドシャープナー」です。

 

Blog1905101

 

 一時期「テレビショッピング」などでもよく宣伝していましたが

ホームセンターでも安く購入できます。

 

 ダイヤモンド加工された研磨ヤスリで形状は色々ありますが

”側面が尖っているもの”を使用します。

 その”側面”が上を向くように卓上にクランプなどで固定して

「糸鋸刃」の凹部を当てながら軽く擦るだけです。

 

Blog1905102

 

※撮影のため片手で当てていますが、刃の両端を両手で持って

 擦る方がうまくいきます。

 

Blog1905103

 

 「研ぐ」というよりも切れ味が鈍っていそうな刃の凹部を

1往復だけ軽く擦るだけです。

※イラストのピンク部を削る感じ…なのですが、

 実際は小さくて見えないので指先のイメージでやっています。

 

 先日この方法で切れ味が鈍って破棄しようとしていた替刃を

10本程度研いでみたのですが、かなりの確率で切れ味が戻って

くれました。

 

 あれもこれも「値上げ」の風潮がある昨今なので、

こういった消耗品も出来るだけ大事に使っていきたいとは

思っております。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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