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2019年6月30日 (日)

”やってやれないことはない”と思った職人

 先週につづき”ロボットラトル”の製作報告となります。

 今週は「装甲騎兵ボトムズ」というアニメのロボットで…

 

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前回も御好評いただいた

「スコープドッグのラトル」

 

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そして脇役メカの

「スタンディングトータス&パープルベアー」

ラトルが完成しました。

 

 これで”ワンダーフェスティバル”用のロボットラトル

全て用意することができました。

 梱包作業や販売用POPの準備などがまだ残っていますが、

製作は6月内に終わらせることを目標に進めてきたので

まずは第一関門クリアとなりました。

 ホッとしたところで…間髪入れずに

8月開催「C3AFAマーケット」の版権審査の方も

”許諾OK”を(ほぼ)頂くことができたので、

さっそくそちらの製作に入りました(笑)。

 

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昨年あっという間に売り切れてしまった

「木のホワイトベース」もたくさん作ります。

 

 じつは申請している”販売合計数”は2日間出展の

C3AFAマーケットのほうが多いので、それもあって

ワンフェス用の完成を急いでいました。

 

 ”予期せぬ受賞”もあって本業が忙しくなってしまい

「やっぱり夏の2つのイベント出展は無謀だったか」

…と思ってしまう時期もあったのですが、

完成が見えてくると今までの苦労も吹き飛んで

「やってやれないことはないものだなあ」

…と思えてくるから不思議なものです。

 

 今年も半分を終えてしまいましたが、

後半戦もバタバタと製作をがんばります。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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2019年6月23日 (日)

ロボットラトルの意義を自問する職人

 夏イベントに向け、仕事の合間を使って製作をしてきた

「ロボットラトル」がようやく仕上がってきました。

 

 とりあえずは「永井豪ダイナミックプロ様」から

早々に版権許諾をいただけたこちらの…

 

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新作「グレンダイザーのラトル」

 

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再販「ゲッター1のラトル」

 

…の2種類が無事に完成。

最後の組立て作業で「バキッ!」と割れたりすると

ショックが大きいので終盤ほど気を使うのですが、

苦難の末にテーブルにズラッと並んだ作品を見ながら

飲むコーヒーは、ほんとうに格別です。

 この2種類は形こそシンプルなのですが

色分けを再現するための”部品点数”がとても多く、

とくに「グレンダイザー」は凝り過ぎてしまい

”過去最高の分割数”となってしまいました。

 

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 当初の設計ではさらに細かく分割していたのですが、

細かくするほど”強度”や”精度”に影響が出てしまうので

その見極めに苦労した作品でした。

 それでも今回は「やりすぎた」と思ってしまったので

たぶん再販はないと思います(笑)。

 ”ロボットラトルの新作”を作るたびに、

「はたして自分は、ロボット以外の作品で

 ここまで凝ったものを作ろうとするのだろうか?」

…と自問してしまいます。

 

 もちろん他の作品でも手を抜いたことはありませんが

どこか「確実で常識的な基準値」で最後は満足してしまう

ようにも思います。

 

 そういう意味で”ロボットラトル作り”は

「自分の技能の限界値」に挑戦できる貴重な創作活動

なのかもしれない…と、自答してみました。

 

 製作中は自問自答の繰り返しです(笑)。

ロボットラトル作りはまだまだ続きます。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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2019年6月16日 (日)

油断で腰が砕けた職人

 今週は連日、娘の”剣道の行事”がつづき

段級審査で「初段」に昇格したり、

公式試合で初勝利を修めたり、

…と、大活躍の一週間となりました。

 

Blog1906161

 

 中学生からはじめた剣道ということで、

強豪の多い”他校との試合”で勝てるようになるとは

正直なところあまり思っていなかったのですが、

この一年、夏休みや年末年始も”剣道”で休むことなく

汗をかいていた”娘の努力”がようやく報われてくれました。

 親としてもグッとくるものがありました。

 そんな娘の姿に父親も負けてなるものかと作業部屋で

意気込んだ矢先…”ギックリ腰”になってしまいました(笑)。

 

 このところの”作業続き”と”寒暖差の激しさ”で

体調管理に油断してしまったようです。

 

 幸いなことに「剣道の試合」を見るために本業の方は

早めに進めておいたのでとくに影響はなかったのですが、

「ロボットラトルの製作」が若干遅れてしまいました。

 

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 本当ならば1~2種ほどのロボット製作が終わって

今週のブログで「どや顔」をする予定だったのですが、

それも来週までお預けです(笑)。

 

 ちなみに7月開催の「ワンダーフェスティバル」については

販売申請していた5種類すべてが版権元より”最終許諾OK”

いただくことができたので、あとは”仕上&梱包作業”を

迷いなく進めるだけとなっています。

 

 来週にはズラッと並んだ画像を掲載できるよう

…とりあえずギックリ腰の治癒に励みます。

 

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ラトル工房ブータレブー

 

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2019年6月 8日 (土)

ミツロウワックスを間違えた職人

 お陰様で「グッド・トイ」を受賞してからというもの

いつも以上の忙しさとなっております。

 

 受賞した「笑顔のふりころり」は御注文が増えることを

期待して多めの在庫を用意して待ち構えていたのですが、

それと同時に”ラトル”や”はがため”もバタバタと注文が

来てしまったので…少し唸ってしまいました。

 

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 「嬉しい悲鳴」とは正にこのことですが

頑張った甲斐あって、ひとまず山は越えてくれたと思います。

 たくさん作れば材料もどんどん減っていくわけでして、

木材の艶出し&撥水加工に使っている「ミツロウワックス」

底をついてしまったので、急遽補充しました。

 

Blog1906082

 

 私が開業当時から使っているのが、この

小川耕太郎∞百合子社」の未晒し蜜ロウワックスです。

 

 国内産のミツロウワックスとしてはメジャーな商品で、

仕上がりの良さと使いやすさ、さらに安全性の高さから、

ずっとこれを愛用しています。

 

 この商品には「固さ」の違いで

バター状の硬さの「Aタイプ」

マーガリン状の硬さの「Cタイプ」

…と、2つのタイプが販売されています。

 

 私はずっと「Aタイプ」を使っていたのですが

今回焦りすぎて「Cタイプ」を購入してしまいました(笑)。

 

 固さ以外の成分内容はまったく同じものなので、

試しに使ってみたのですが…これが今までよりも使いやすく、

とくに「ロボットラトル」など形が入り組んだ部品には

この「マーガリン状」の硬さのほうが細かい部分まで

浸透しやすいようです。

 

…今後はこちらのタイプを使っていこうと思います(笑)。

 ちなみに”ミツロウワックスの安全性”について

お客様から聞かれることがよくあります。

 

「ポツリヌス菌の危険性から”ハチミツ”は幼児にNG」

…という事例を知った方からの質問が大半なのですが、

結論から言うとその心配はありません

 

 根本的にミツロウにハチミツは含まれないうえ、

製造過程で高温処理がされるため、ポツリヌス菌の

死滅温度(65度)を超えています。

 

※メーカーHPに「食品分析センターによる分析結果」が

 掲載されていましたのでリンクも貼らせていただきます。

 →こちら

 

…と、まじめな話題は今週までとして、

次週からは「ロボットラトル」の製作状況の報告が続きます。

お楽しみに。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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2019年6月 1日 (土)

悩んだ形で受賞できた職人

 6月最初から嬉しい御報告でのスタートとなりますが

ラトル工房ブータレブーの作品「笑顔のふりころり」

この度「グッド・トイアワード2019」を受賞いたしました。

 

Blog1906011

 

 全国の”おもちゃコンサルタント”の方々の推薦&投票

により選んでいただいた賞とのことで、開業12周年という

節目の年に受賞できたことをとても光栄に思っております。

 

 「グッド・トイアワード」については詳しくは

公式HPをあわせて御覧ください →HPはこちら

 

 また、受賞にあわせて「東京おもちゃ美術館」での展示、

及び併設のミュージアムショップ「APTY」での販売も

開始されておりますので、そちらもよろしくお願いいたします!

 「ふりころり」の開発動機…は若干ふざけたは内容なので

改めて書きはしませんがW(詳しくは過去ブログ参照)、

商品化までに試行錯誤を繰り返した商品でした。

 

 とくに受賞させていただいた「笑顔のふりころり」は、

じつは発売直前までデザインに迷った作品でした。

 

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…違いが解りにくいと思いますが(笑)、

左の”くにゅっ”と傾いているのが「製品版」

右の”左右対称”で直立しているのが「試作版」です。

 

 左右対称の「試作版」の方がシンプルでバランスが

とりやすく量産化も容易、恐らくこちらを好まれる方も

多いのではないかと思います。

 

 しかし私がこれを見て思ってしまったのは

「安定感がありすぎるなぁ」という印象でした。

 

 その場でユラユラするだけの”単なる起き上がりこぼし”

見えてしまいそうで、さらに私が”おもちゃデザイン”で

重要視している「ゆるさ=親しみやすさ」があと少し

足りないとも感じてしまったのです。

 

 悩んだ結果、発売を延長してさらに修正を加えたのが

ゆるさに磨きがかかった「製品版」となった次第です。

 

 修正変更が良かったのか悪かったのかは解りませんが、

このデザインで受賞できたことを嬉しく思っております。

 お陰様で”受賞の影響”が少しずつ出てきてくれたようで

新しい販売店様からの御注文をいただいております。

 

 その一方、いよいよイベントが来月に迫ってきた

「ロボットラトル」も版権元様から”販売許諾OK”

お知らせも届き始めていますので、こちらも本格的に

製作を開始しています。

…6月もドタバタ確定です(笑)。

 

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ラトル工房ブータレブー

 

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