晴れ女に救われた職人
ぐずついた天気や湿度にやられてしまったのか、
今週は”細かい作業ミス”が色々と続いてしまいました。
いつもと違う店で購入した木材(丸棒)が太すぎて
補強用の穴に打ち込めずに”数十個分の部品”と”1日分の
努力”がパーになる…といった初歩的なミスなどもあって、
少しぐったりしておりました。
*
気分転換をしたいなあと思っていたタイミングだったので
新海誠監督の映画「天気の子」の初日&初回上映を
観に行ってしまいました。
来週orワンフェス後に観にいく予定でいたのですが、
学校が夏休みに入ると子供たちや若い人たちが多くなって
私のような「ガタイの大きいおじさん」が一人で観るのは
気が退けるかも…という被害妄想による予定変更です(笑)。
(そこまでネガティブな状態だったということですが)
もともと新海作品(とくに映像美)のファンなので
どんな作品でも絶賛するとは思っていたのですが、
今回も”圧倒的にきれいな東京の風景”と”雨の描写”に
絶賛しかありませんでした。
内容には触れませんが、1つだけあるシーンで
老婆が「昔のようなはっきりした季節感が感じられずに
今の子供たちは可哀そう」…というセリフのすぐあと、
若い主人公が歩きながら”都心のビルに沈む夕日”を
愛でている…という場面がとても印象に残りました。
”異世界”や”昔の風景”ばかりを称賛して”現実”を
悲観するようなアニメが多いなかで、
「現実の世界をしっかり肯定できる作品」は
とても貴重に思いました。
*
「100%の晴れ女」の恩恵もあって
映画を観終わると気分もすっかり晴れてくれました。
来週末はいよいよ「ワンフェス」、そして来月の
「C3AFAマーケット」の準備…とやるべきことは
山ほどあるので、ガンガン行きます。
ラトル工房ブータレブー
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