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2019年8月31日 (土)

チョコエッグの進化に驚く職人

 先週末のイベント成功の余韻に浸る間もなく

留守中にいただいた御注文への対応をしているうちに

バタバタと8月が過ぎさってしまいました。

 

 とりあえず一息はつきましたが、

商品の在庫がことごとく無くなってしまったので、

部品の切り出しに精を出しております。

 

Blog1908311

 

 ようやく本業に帰ってきた気分ではあります(笑)。

 忙しくなると”甘いもの”がいつも以上に欲しくなり、

なにげなくこんな物を買ってしまいました。

 

Blog1908312

ピクサーのチョコエッグ」。

 

 「フォーキーが出たら、まあ面白いかな」

…程度の気分であまり期待していなかったのですが、

開けてびっくり

 

Blog1908313

 

5センチにも満たないサイズなのに

造形も質感もとてもよくできていました。

 

 チョコエッグを買ったのはたしか数年前の

「スターウォーズ」以来だと思うのですが、

造形のクオリティが明らかに上がっていて

驚いてしまいました。

 

 あくまでも予想なのですが、

「3D造形」の技術がクオリティアップに

反映しているのかもしれません。

 

 このところワンフェスやC3などでいろいろな

”フィギュア”を目にしたり作家さんのお話を聞いたり

する機会が多くなっているのですが、

その造形方法も作品によって千差万別のようで…

 

「昔ながらに粘土やパテをコネて造形」

「PCの3Dデータを3Dプリンターで造形」

「造形物を3Dスキャンナーで取り込みサイズ修正」

 

…などなど、「昔堅気」と「最新技術」が

色々と混在している状況のようです。

なかでも「光造形の3Dプリンター」を活用する方が

確実に多くなっているように思います。

 

 ひと昔まえは「光造形3Dプリンター」の導入には

数千万円の設備投資が必要で、玩具の開発協力会社で

導入された時には”お披露目会”が開かれるほどでしたが、

…それも今は昔で

ハイスペックのもので数十万、卓上型の入門機であれば

4~5万で購入できてしまう現在の状況を見てしまうと

その日進月歩ぶりに驚いてしまいます。

※レーザー加工機のときにも同じことを書きましたが(笑)。

 

 このままいくと「木のおもちゃ」も3D出力できるように

なる日も近そうですが(一部ではすでに可能なようですが)、

”自然物の質感”を出せるようになるのはまだまだ先だと

思うので…我慢して手作業を続けていきます(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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