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2019年10月25日 (金)

ドーナツ状の穴を開ける職人

 祝日を挟んだこともあって、大して作業もしていないのに

一週間があっという間に終わってしまいました。

 

…なのであまり大きな出来事もなかったのですが(笑)、

”即位礼”のテレビ放映の影響なのか、日頃はあまり数が出ない

「あっぱれなラトル」の御注文が続いたことには驚きました。

 

Blog1910254

 

 あっという間に在庫がなくなってしまったので

慌てて補充の製作を進めております。

 作業の一方で、またこんな”作業用の小道具”

購入してしまいました。

 

Blog1910251

 

木ダボドリル(6mm用)」です。

 

 電動ドリルに装着して穴を開けるドリルなのですが、

正確には”穴を開ける道具”ではありません。

 

Blog1910252

 

 これを使うと「ドーナツ状の穴」が開けられるので

その残った「芯」の部分をポキッと折って取り出すと

丁度”直径6ミリ”の筒状の小部品が出来上がります。

 

Blog1910253

 

 その小部品を「6ミリの穴」に打ち込んで平らに削れば

「ふりころり」の”3つの点模様”になってくれるわけです。

 

 じつは今までは既製の「黒い木材の6ミリ丸棒」を

短く切って製作をしていたのですが、その丸棒が

仕入れ先で「取扱い終了」となり困っていました。

…近頃こんなことばかりです(笑)。

 

 丸棒の新たな仕入れ先を探しながら、ふと

「どうせ短く刻むなら”長い丸棒”である必要はないな」

…と今更ながら思いつき、方向転換して探しあてたのが

この「木ダボドリル」でした。

 

 このドリルの大きなメリットは

「”黒い木の端材”があれば材料費0円で黒ダボが作れる」

…ということで、近頃の「ロボットラトル製作」で

山のように床に転がっていた”ウォルナットの端材”が

一転して”宝の山”に生まれ変わりました(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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