ドーナツ状の穴を開ける職人
祝日を挟んだこともあって、大して作業もしていないのに
一週間があっという間に終わってしまいました。
…なのであまり大きな出来事もなかったのですが(笑)、
”即位礼”のテレビ放映の影響なのか、日頃はあまり数が出ない
「あっぱれなラトル」の御注文が続いたことには驚きました。
あっという間に在庫がなくなってしまったので
慌てて補充の製作を進めております。
*
作業の一方で、またこんな”作業用の小道具”を
購入してしまいました。
「木ダボドリル(6mm用)」です。
電動ドリルに装着して穴を開けるドリルなのですが、
正確には”穴を開ける道具”ではありません。
これを使うと「ドーナツ状の穴」が開けられるので
その残った「芯」の部分をポキッと折って取り出すと
丁度”直径6ミリ”の筒状の小部品が出来上がります。
その小部品を「6ミリの穴」に打ち込んで平らに削れば
「ふりころり」の”3つの点模様”になってくれるわけです。
じつは今までは既製の「黒い木材の6ミリ丸棒」を
短く切って製作をしていたのですが、その丸棒が
仕入れ先で「取扱い終了」となり困っていました。
…近頃こんなことばかりです(笑)。
丸棒の新たな仕入れ先を探しながら、ふと
「どうせ短く刻むなら”長い丸棒”である必要はないな」
…と今更ながら思いつき、方向転換して探しあてたのが
この「木ダボドリル」でした。
このドリルの大きなメリットは
「”黒い木の端材”があれば材料費0円で黒ダボが作れる」
…ということで、近頃の「ロボットラトル製作」で
山のように床に転がっていた”ウォルナットの端材”が
一転して”宝の山”に生まれ変わりました(笑)。
ラトル工房ブータレブー
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