作業の後に作業をする職人
先日最後の”クリスマス前発送分”を送ることができたので
今年の年末繁忙期もこれにて無事終了となりました。
御購入頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。
*
製作が終わったので一休み…とはならず、
さっそくロボットラトルの製作に移っております(笑)。
先週に最終的な「版権許諾」をすべてのアイテムで
頂くことができたので、ここからは躊躇することなく
来年2/9のワンフェスに突き進めるわけです。
今週末はさっそく遅れていた”レーザー刻印”に
取り掛かったのですが、刻印の精度を上げるために、
今回から少し新しい手法を取り入れてみました。
まず2枚の色厚紙(※)を重ねて配置して、
”部品の外形線”でレーザーを照射。
上層の紙だけ切りぬきます。
※色素の薄い紙(白やパステル色)や光沢紙だと
レーザーが反射して焼けにくいので濃い色紙を
使っています。
切り抜いて微かに凹んだ箇所に部品を配置。
あとは通常通りに刻印してやれば、
ズレのない綺麗な部品に仕上がります。
大量に刻印してもズレがまったく起きません。
これまでは1枚の台紙に「外形線」を描いて
その上に部品がズレないように慎重に乗せて
刻印していましたが、一発本番の作業なので
なかなか神経を使う工程でした。
そこで”非力な我家のレーザー彫刻機”でも
厚紙ぐらいは切り出せるスペックなので
今回の方法を試してみたのですが、
凹部にはめ込むだけなので慎重さの必要もなく、
作業時間もかなり短縮することができました。
楽だし、早いし、綺麗だし…で
我ながら良い方法を見つけたと思っています(笑)。
ラトル工房ブータレブー
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