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2019年12月23日 (月)

作業の後に作業をする職人

 先日最後の”クリスマス前発送分”を送ることができたので

今年の年末繁忙期もこれにて無事終了となりました。

 

Blog1912231

 

 御購入頂いた皆様に心よりお礼申し上げます。

 製作が終わったので一休み…とはならず、

さっそくロボットラトルの製作に移っております(笑)。

 

 先週に最終的な「版権許諾」をすべてのアイテムで

頂くことができたので、ここからは躊躇することなく

来年2/9のワンフェスに突き進めるわけです。

 

 今週末はさっそく遅れていた”レーザー刻印”

取り掛かったのですが、刻印の精度を上げるために、

今回から少し新しい手法を取り入れてみました。

 

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 まず2枚の色厚紙(※)を重ねて配置して、

”部品の外形線”でレーザーを照射。

上層の紙だけ切りぬきます。

 

※色素の薄い紙(白やパステル色)や光沢紙だと

 レーザーが反射して焼けにくいので濃い色紙を

 使っています。

 

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 切り抜いて微かに凹んだ箇所に部品を配置。

あとは通常通りに刻印してやれば、

ズレのない綺麗な部品に仕上がります。

 

Blog1912234

 大量に刻印してもズレがまったく起きません。

 

 これまでは1枚の台紙に「外形線」を描いて

その上に部品がズレないように慎重に乗せて

刻印していましたが、一発本番の作業なので

なかなか神経を使う工程でした。

 

 そこで”非力な我家のレーザー彫刻機”でも

厚紙ぐらいは切り出せるスペックなので

今回の方法を試してみたのですが、

凹部にはめ込むだけなので慎重さの必要もなく、

作業時間もかなり短縮することができました。

 

 楽だし、早いし、綺麗だし…で

我ながら良い方法を見つけたと思っています(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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