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2019年12月14日 (土)

木工パテで穴をふさぐ職人

 今週も仕事と趣味の両駆動で製作続きの一週間でした。

 

 作業をするほど”木の端材”が発生してしまうのですが、

その端材を”焚火”として盛大に焼却することができる

旧友たちとの「長瀞キャンプ」に今年は都合が合わずに

参加することができなかったので、作業スペースを

圧迫しはじめている今日この頃です。

 

Blog1912144

…寒さも増して”焚火”が恋しい季節です。

端材の対処方法は落ち着いたら考えます。

 そんな端材ですが有効活用はいろいろと考えています。

以前に「木ダボへの活用」を紹介させていただきましたが、

今回は糸鋸作業で発生する「木粉」についてです。

 

 「ヘグナー製電動糸鋸」で切断すると”切りくず”が

とてもキメ細やかな粉状の「木粉」になるのですが、

時々これをケヤキ、ウォルナット…と木の種類ごとに

集めてパックに保存しています。

 

 その活用方法ですが…

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「木工用ボンド」と「木粉」を練り合わせます。

 

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 それを作業上やむなく開いてしまった”穴”などに

盛り付けます。

 

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 乾燥後にベルトサンダーで平らにしてやれば

穴が塞がってすっかり消えてしまいます。

 

※写真だと穴の跡がまだ薄っすらと見えますが、

 ニスやミツロウワックスで表面を仕上げると

 さらに見えにくくなります。

 

 木粉を「木工パテ」として活用できるわけです。 

 

 木粉も木工パテもホームセンターで購入可能ですが、

やはり使用している木材そのものから作った方が

当然ながら”木の色味や風合”がマッチしてくれます。

 

…やっていることはプラモデルと変わりませんが、

ちょっとしたテクニックの紹介でした(笑)。

 

ラトル工房ブータレブー

 

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