木工パテで穴をふさぐ職人
今週も仕事と趣味の両駆動で製作続きの一週間でした。
作業をするほど”木の端材”が発生してしまうのですが、
その端材を”焚火”として盛大に焼却することができる
旧友たちとの「長瀞キャンプ」に今年は都合が合わずに
参加することができなかったので、作業スペースを
圧迫しはじめている今日この頃です。
…寒さも増して”焚火”が恋しい季節です。
端材の対処方法は落ち着いたら考えます。
*
そんな端材ですが有効活用はいろいろと考えています。
以前に「木ダボへの活用」を紹介させていただきましたが、
今回は糸鋸作業で発生する「木粉」についてです。
「ヘグナー製電動糸鋸」で切断すると”切りくず”が
とてもキメ細やかな粉状の「木粉」になるのですが、
時々これをケヤキ、ウォルナット…と木の種類ごとに
集めてパックに保存しています。
その活用方法ですが…
「木工用ボンド」と「木粉」を練り合わせます。
それを作業上やむなく開いてしまった”穴”などに
盛り付けます。
乾燥後にベルトサンダーで平らにしてやれば
穴が塞がってすっかり消えてしまいます。
※写真だと穴の跡がまだ薄っすらと見えますが、
ニスやミツロウワックスで表面を仕上げると
さらに見えにくくなります。
木粉を「木工パテ」として活用できるわけです。
木粉も木工パテもホームセンターで購入可能ですが、
やはり使用している木材そのものから作った方が
当然ながら”木の色味や風合”がマッチしてくれます。
…やっていることはプラモデルと変わりませんが、
ちょっとしたテクニックの紹介でした(笑)。
ラトル工房ブータレブー
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