ドリルを改造する職人
今週は中学校の卒業式でした。
娘に対しては小学時に比べてなにも
してやれなかったな…という後ろめたさが
多少ありつつも、立派に育ってくれたことに
ただただ感謝です。
*
娘の成長を見届けたのち、
仕事の方は予定通り「ウサギのふりころり」の
量産に着手したのですが、その製作に先立って、
道具を少し改造しました。
改造したのは穴を開ける”ドリル”です。
中央先端の”誘導軸”をダイヤモンドヤスリで
削って可能な限り小さくしました。
これによって…
今までより深い穴を開けても先端が裏側に
突き出ることがなくなるので、そのぶん
”木棒(車軸)”を深く刺せるようになります。
”ふりころり”の車軸も、
これで強度と精度がアップするはずです。
わずか数ミリの違いしかありませんが、
手のひらサイズの玩具ではこの”数ミリ”が
かなり重要だったりします。
…改造などしなくても、もっと探せば
”適したドリル”が売っている気もしますが(笑)、
手近なもので済ませてしまうのも自分流です。
そして完成。
あとはパッケージや販売ページを整えて
来週から販売できるようがんばります。
ラトル工房ブータレブー
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