プラモのトラウマを克服した職人
2月の「幕張国際レイバーショウ」で
作品が受賞してから、Twitterで多くの
”パトレイバーファン”の方々に
フォローをいただきました。
その影響で毎日のタイムラインが
”パトレイバーのプラモデル作例”で
溢れるようになり(笑)、自分もつい
物置から旧キットをひっぱりだして
作りたくなってしまいました。
*
…ただしこのキットには
個人的な”トラウマ”がありまして、
35年前に発売された直後にも
塗装までして完成したのですが…
初回に販売されたキットは
関節を覆うための”ゴムパーツ”が
プラスチックを溶かす性質が
あったようで、自分も完成後に
見事に溶けてボロボロになり
崩壊してしまいました。
※その後すぐに販売された
”リニューアル版”は材質変更で
しれっと改善されたようです。
…なんて大らかな時代(笑)。
今回作ることにしたキットも
その改善版だとは思うのですが
その恐怖もあって”違う素材”を
試してみることにしました。
使ったのはギャッツビーの
「男性用あぶら取りフィルム」。
Twitterで投稿されていたのを見て
マネをさせていただきました。
フィルムを筒状にして
関節に巻くように施しました。
薄いのに透けることがなく
色もぴったりです。
そんな改良を夜な夜な施しながら
先日完成したのがこちら…
いつものように大きな改造はせずに
キットの懐かしい印象を残しました。
とりあえず”トラウマ”は
無事に克服できたと思います(笑)。
ラトル工房ブータレブー
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